そんなことはありません。
せんだってのNHKの番組を見ていたら、すぐ食べていましたよ。
豹は体が比較的小さいので、大きなライオンや、強いハイエナより弱いのです。
それでライオンとかハイエナが奪えないように、獲物を木ノ上に持って行ってから食べます。
余れば(豹は比較的体が小さいのでふつうは余るようです)木の枝の上に残しておきますので、それが乾燥することもあるでしょうけど、べつ乾燥させるために木ノ上に置いておくわけではないでしょう。
木ノ上に置けば乾燥する、と決まったものでもありませんでしょうし。腐って蛆が湧くかも。
同じような物に、モズの速贄(はやにえ)というのがあります。
腹が減っていないときに虫や小さな爬虫類などが捕れると、木の枝に刺しておくんです。あとで食べようとして刺すのですが、食べ忘れたりして、乾燥してしまいます。
で、翌春、ほかの鳥が食べたりするんですが、決して乾燥させてから食べようとしているのでも、他の鳥に食べさせるために刺しておくのでもないと思います。
(百舌の速贄は、言葉的には、百舌が捧げた初物の供物 的な意味に転じていますが)。