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あお(蒼)い、みどり(碧)などについて
昔の歌謡曲に「月がとっても蒼いから」(菅原寿都子)というのがあり、蒼いという のはどういう意味なのか気になっていました。もっとも、歌の歌詞は子供にとって変 なのが多く、歌の歌詞というのはわざと変に書かなければいけないので、こどもには分 かりにくいと思っていました。 顔面蒼白なんていうことばもあり、なんとなく、雰囲気で感じ取るたたずまいと思う ものの、いい年になってもはっきりとは分かりません。 遠き別れに耐えかねて、……君が「緑の黒髪」に…… カラオケの歌詞で、緑の黒髪とあったが、これでいいのでしょうか。翠、とか碧なの ではないでしょか。だって、その方が難しくて、なんとなく意味が深そうですから。 とにかく、どの文字にしろ、みどりの黒髪は、「宝石のようなつやのある魅力的な黒 髪」というような意味なのでしょう。すくなくとも「みどりの」は黒髪をたたえる形 容に違いないでしょう。 私はこれらの意味が、大人になったらきちんと自分のことばとして、遣えるに違いな いと思っていました。しかし、なんとなく前後の関連から雰囲気から意味は感じられ るものの、いまだ、いまいちはっきりしません。 紺碧の空、なんていうときの「紺碧」は、要するに「晴れた空の色」とばかり思って いましたが、あるいは、晴れた空をたたえる意味もあるのでしょうなあ。 何を聞きたいのか分かるでしょうか。 蒼い、碧、翠、などが、青、緑などの普通の色の意味以外になんか雰囲気をもたせら れたことばなのでしょうか。そもそも、色の意味はないのでしょうか。色をたたえる ことばでしょうか。あるいはそれらがない交ぜになっているのでしょうか。というよ うなことです。また、いま、「青、緑などの普通の色」といいましたが、「青、緑」 にも普通の色以外の意味もないわけではないでしょうが。 年だけとって大人になれない僕ちゃんより。
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<緑の黒髪とはいっても、緑色の黒髪とは言わないのでは? その通りです。タイプミスです。 <ほかにも「緑の黒*」という言い方はあるのでしょうか。 ほかに思いつきませんね。黒という色のイメージは黒髪以外ではあまりよくありません。 腹が黒い、黒いうわさ、あいつは黒だ、判決は黒だった、など。 緑の黒髪、この表現は庶民も使った一般的表現ではなく、文学的表現ではないかと思います。「黒髪」そのものが、洗い髪をつばき油かなにかでつやをつけ、黒々と結い上げたものでしょう。緑の・・は二重(強調)形容になります。しかし、黒髪をそのような意味で理解する人は現代では少ないと思います。若い人の文章で、そのつやつやした緑の黒髪に触りたい、というのを見たことがあります。三重の形容です。緑の黒髪はもう死語といっていいでしょう。
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色の名前を調べていくと歴史や古代の言葉に行き着きます。 古代日本語では色の名前は赤、黒、白、青の4色しかなかったという説もありますが、説得力のあるのは大相撲の土俵の上にかかる天蓋の4隅に下がる大きな房があります。青は東、赤は南、白は西、黒は北を示しています。この時代の色の名は、白虎隊、青春、青雲、朱雀、玄武(岩)として今日まで伝わっています。当時は青と緑の区別がなく、そのせいか信号の緑は青色と呼ばれ、子供が戸惑う色のひとつです。色の名前は植物(染めとの関係化?)鳥や虫、岩石、自然現象(虹色、曙、緋色など)などから取られています。 紺碧・・・碧玉という石の色から。濃い黒味のある青。 緑,翠・・・ともにカワセミの羽の色から(光沢のある緑色)従って緑色の黒髪とは 色艶のよい美しい黒髪を指します。 蒼・・・青のこと。厳密には青より濃く、青が未熟を表す(青二才とか)のに対し 蒼は老いも表す。 蒼白・・・青と白で顔などが青白いさま。 現在のように厳密に定められた色見本がなかった時代は、色は生活に密着したものだけでことたりた訳で、新しい色の名前は造語ではなく、物や現象からつけられたので、ずいぶん幅の広い色を表したと思います。その生活が変わってくると言葉だけが残り、何故そう呼ぶのかが分からなくなります。緑色の黒髪はまさにそのような例ではないでしょうか。世はあげて茶髪の時代ですから。
蒼い、碧、翠くらいの色で驚いてはいけません。 日本独特(?)の色が有り、それぞれに固有の 名前が存在します. とりあえず日本の色について参考となりそうな URLを付けます。 もっとも色をマンセルで表現しているので、 かなりおおざっぱなものになっています。 参考程度にしてください。 微妙な色の違いを知ってから、その名前の由来を 調べることをお奨めします。 まだまだ、お若そうですから。(笑)
お礼
どうもありがとうございます。
補足
goo様から、メールが来ましたか。一部削除になりましたね。goo当局ではこの「教えて!goo」には、なみなみならぬ思い入れがあるようで監視の目が行き届いているようで結構ですね。 まあ仲よくやりましょう。 微妙な色のサイトを御紹介いただき楽しませていただきました。ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。 緑の黒髪とはいっても、緑色の黒髪とは言わないのでは? 「緑の」は「色艶のよい美しい」という意味ですよね。 つまり、こんにちの色そのものではなく、素材の質に言い及んでいるわけですよね。 ほかにも「緑の黒*」という言い方はあるのでしょうか。 >世はあげて茶髪の時代ですから。 なるほど「緑の黒髪」は死語になりますかねえ。「緑の茶髪」じゃだめですかねえ。 蒼はうれいを帯びた青、と思っていたのですが、単純に特定の色だったんですね。