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意味がよくわかりません
すみません基本的な事柄で申し訳ありませんが、 確定利回り、応募者利回り、年利回り 言葉の違いはあれど、内容的には同じ意味合いだと思うのですが、それぞれの説明について教えてもらえませんか?
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- takaandhiro
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ご存知と思いますが、利回りは投資金額に対して年間に何%の収益が得られるかを表したもので、利回り5%であれば、例えば投資金額100万円に対して年間5万円の収益が得られることを表します。 質問の3つの利回りはどれも1年間に得られる収益という点は共通していますが、意味合いが少し違います。 応募者利回りというのは、債券投資で用いられる用語です。均一の価格で発行時に販売される募集物(ぼしゅうもの)の債券の利回りのことです。債券には利息に相当するクーポンがあります。利率3%とかです。発行価格が100円で発行され100円で償還されるなら応募者利回り=利率になりますが、100円で発行されなかった場合は両者は異なってきます。 例えば、2年物の債券が利率3%で発行価格101円で発行された場合、償還価格との差1円が償還損になります。ただ、年間3円(額面100円×利率3%)ありますので、1年当たりの償還損0.5円(償還損1円÷2年)との差し引きで年間2.5円の収益になります。すると応募者利回りは2.5円÷101円=2.475%となります。 なお、債券を募集時ではなく、流通市場で買った場合には、応募者利回りという表現は用いません。 確定利回りというのは、商品に拘らず、利回りが確定しているもののことです。預金などの利息も確定利回りといえるでしょう。募集物の債券を償還まで保有していたら、確定利回り=応募者利回りとなります。 年利回りとは、単に「利回り」というのと同義語と言えるでしょう。広い概念です。株式投資とか不動産投資とかにも使われる用語です。配当や賃貸収入が投資金額に対して年間何%になるかというのを表現するときに用いられます。もちろん債券投資で使う場合もありますが。株式や不動産は償還がないので、投資資金回収時は売却時ということになります。ただ、売却価格は確定しないので、配当とか賃貸収入とかで利回りの計算をします。年間配当金額÷投資金額です。通常は配当や賃貸収入も一定しているとは限らないので、直近の金額で計算されることが多いと思います。
お礼
ありがとうございました。なかなか難しいものですね。 よく勉強してみたいと思います。