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株式の希薄化とは?
全日空が「ユーロ円貨建転換社債型新株予約権付社債」の発行を発表したあと株価が落ちました。理由は株式の希薄化ということ。 これは、どういうことなのでしょうか?
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新株予約権付社債(転換社債型やワラント債型)は、将来、社債保有者が新株予約権を行使した際に、株式が新規発行されることになります。つまり、将来発行株式数が増加することになるということです。将来増加する株式を潜在株式といいます。 発行株式数が増加することになるため、もし利益が一緒だと仮定すると、将来の一株当り利益は、潜在株式の増加分だけ、減少することになります。また、議決権割合も、既存株主からみたら、比率が下がることになりますよね。 こうした不利益を、株式の希薄化(ダイリューション)と言います。不利益が生じるので、株価が下がるというわけです。
お礼
株は勉強すればするほどおもしろいですね。 回答どうもありがとうございました。