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曲座標変換の領域

重積分の曲座標変換について、θの領域は一般的にどのように決まるのでしょうか。 例えば以下のような問題 ∫∫x dxdy  D: x^2 + y^2 <= ax  (a>0) では (0 <= r <= acosθ) (-π/2 <= θ <= π/2) となっているのですが、何故±π/2なのでしょうか。

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  • info22_
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回答No.2

領域Dをxy座標平面と極座標平面で描いたとき、両方の領域が、過不足なく、完全に一致するように x,y座標の範囲  D:{(x,y)|x^2+y^2≦ax つまり (x-(a/2))^2+y^2≦(a/2)^2,a>0} (中心C(a/2,0)、半径a/2の円周及び円内) 極座標の範囲  D:{(r,θ)|0≦r≦a*cosθ,-π/2≦θ≦π/2,a>0} (中心C(a/2,0)、半径a/2の円周及び円内) が決まります。両座標平面を重ねて積分領域Dを描いた図を添付します。 図の青実線の円の方程式は  xy座標では:(x-(a/2))^2+y^2≦(a/2)^2 (a>0)  極座標では:r=a*cosθ (-π/2≦θ≦π/2,a>0) …(★) と書けます。 >何故±π/2なのでしょうか。 円の極座標表現(★)のθの範囲から導出されます。   図からDの「中心C(a/2,0)、半径a/2の円周及び円内」の  (x-(a/2))^2+y^2≦(a/2)^2 (a>0) の領域(図の青線の斜線領域、青実線の境界を含む)を 過不足なく完全にカバーするには、 rの範囲は、図の線分AP上(両端を含む)は(★)から  0≦r≦a*cosθ で θは -π/2≦θ≦π/2(a>0) としなければいけないことが 図から分かるかと思いますが 如何でしょうか?

91NName_
質問者

お礼

直交座標の図をもとにPがどのように移動すれば領域をカバーできるかを考え、そこからθが出るのですね。 説明に沿って図を見たら理解できました。 参考書を見てもわからなかったのに、こちらの説明はとても判り易かったです。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • hrsmmhr
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回答No.1

多分x>=0の半平面にしか領域Dが存在しないからだと思います それにr>=0である必要もありますし

91NName_
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 もう少し詳しく教えていただけると助かります。