身内に権利書を持ち出されてしまいました。

質問

私には両親と同居している22歳弟がいるのですが、この弟が両親の家の権利書を内緒でかってに持ち出したんです。
実印や印鑑証明などは無事だったんですが、仕事もしていない弟はいろんな所に借金があって、その返済も滞納している状態で、毎日返済の催促の電話が鳴り続いて
取り立てにも来る様です。取立てに来る人や催促の電話を掛けてくる人は時には両親にまで脅迫地味たことを言って、返済を肩代わりするように言いますが、両親ははっきりと断りました。
（弟は一度結婚して戸籍も別になっているので、両親には支払いを肩代わりする義務は無いと聞きました。）
そうこうしている矢先に先日、母親の留守中に母親のクレジットカードを持ち出し、キャッシングで50万円を、ショッピングで80万円相当の買い物をし、それを質屋に入れてお金に替えたみたいで、その事を父親が聞くと、暴れだしさらには暴力をふるう始末です。
この事で母親は家の権利書も危ないと思い父親に話をして、権利書を貸し金庫に預けるという事になり、権利書を出そうとしたところ、置いてあるはずのところから権利書が無くなっていたのです。
弟が持ち出したみたいなのですが、このことで質問なのですが、実印と印鑑証明は手元にあるので、正規の手続きでは、家を担保に入れる事も、売る事も出来ないということですが、サラ金などの金融会社からは借りれてしまうのでしょうか？またそういったときはどのように対処すればよいのでしょうか？
両親の住む所が無くなってしまうかもしれないと考えると、いても立ってもいられません。
どうか最善の方法を教えてください、よろしくおねがいします。

回答No.3

amida3 · ベストアンサー

権利証（登記済証）だけで、抵当権の設定登記はできません。必ず、実印と印鑑証明が必要です。ただ、印鑑登録は住所が市外に移転されますと、現在の登録消えてしまい、新たな住所地で登録ができます。したがって、本人に成りすまして住所を移転されてしまうと別の印鑑で印鑑登録がされてしまう危険があります。
もちろん、法律的には犯罪行為ですし、本人の意思表示ではないので所有権の移転は登記上はできますが、裁判で取り返すことができます。しかし、抵当権がつけられるとかなり話がややこしくなりますので、未然に防ぐために、もし登記名義人が１人でしたら、ご両親お２人とあなたの３人（持分は形だけですから１００分の１でも千分の１でもよい）にしておくとか、住民登録を定期的に確認するとか、役所に事情を話して住所移転申請を受け付けないように言っておくとかが必要だと思います。

お礼

色々と参考になるご意見ありがとうございました。
両親と相談しまして、警察に届け、それなりの手続きをとることにしました。
身内を警察に訴えるというのは、とても複雑な心境ではありますが、なにせ高齢の両親のため、これ以上のいろんな意味での負担を考えると致し方が無いような気もします。
本当にありがとうございました。
とても心強く感じました。

回答No.2

shoyosi

大変な弟さんをお持ちで同情いたします。
キャッシングの件でも、（第三者に盗まれたことにして）盗難を理由に支払い拒否ができましたね。親族間は窃盗については、不可罰ですが、カードで買物をするのは詐欺にあたりますので、支払いを拒否すれば、カード会社が警察に訴えて、捕まえてくれます。
　本題の権利証の権ですが、法律の上では、第三者が正当な所有権を獲得することができません。しかし、印鑑証明書を偽造したり、勝手に住所を移動させて、新たに印鑑証明書を発行したりして、登記上の所有者を移動させることや抵当権を設定することが考えられます。法律上は無効ですが、処理が大変です。まず、権利証が正当な手続きで持ち出されたものではないことを、明らかにするために、警察に盗難届を出したらどうでしょうか。警察が弟さんに照会しますが、そうなると、弟さんはどうすることもできないでしょう。また、そうすることにより、サラ金や金貸しがそれを担保に金を貸すのを防止できますし、後日、なにかありましても、自分の意思によって持ち出されたものでない証明になります。鍵も変えて、勝手に入ってこられないようにしたらどうですか。

お礼

ありがとうございました。
大変参考になりました。
両親と相談し、警察に届けそれなりの手続きをとることにしました。
あとは手遅れでない事を願うだけです。
本当にありがとうがざいました。

回答No.1

hanakago

実印を持ち出されなくて本当によかったですね。
いわゆる権利書とは登記済書のことで無くなっても問題ありませんが再発行もされません。サラ金は保険証でもお金を貸すというので毅然とした態度で返済義務のないことを伝えることが必要だとおもいます。
あと、弟さんを禁治産者にすれば今後面倒なことが少なくなるとおもいますが。

お礼

ありがとうございました。
大変参考になりました、両親も高齢ですので、今後あまりひどいようであれば、
弟を禁治産者にする事も考えてみようかと思います。
本当にありがとうございました。