- ベストアンサー
口蓋垂(のどちんこ)の役割について
主人がいびきがひどく、診察を受けたところ、口蓋垂が大きいので、小さくする手術をしましょう、ということになりました。 手術後は経過を見て、いびきが治らなければ全部切ってしまう再手術をするかも、というようなことだったらしいんですが、口蓋垂って、あっても無くてもいいものなんですか? 体に備わってるので、なにか役割があるんでは、と思っていたんですが・・・?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
昔は、盲腸は何の役目を果たしていないからといって手術で取っちゃいましたが、さいきんはあれもなにか役割があるとかいう話ですね。 軟口蓋は物を飲み込むときの蓋になるということです。食べ物を飲み込もうとすると口蓋垂が持ち上がり、鼻腔をふさいで食道に流れるようにコントロールしているといわれてます。 また、尺八の奏法で口蓋垂をふるわせて空気に振動を与えることによりフルフルといった音を出すやり方がありということです。 http://shaku8-ishikawa.com/qa.htm それとフランス語のRなど一部の子音を発音するときにも使われるそうです。 http://www2.odn.ne.jp/row/sub2/hatsuon/sougou/sougou_2.htm ユーミンさんは口蓋垂がないそうですが、それが独特の声質の元になってるのかもしれません。生まれつきない人もいるのですから、なくても支障はないのでは?
その他の回答 (1)
- neuro
- ベストアンサー率43% (167/384)
体に備わっているからといって、必ずしも絶対必要であるということではありません。虫垂が良く知られた例ですよね。一応、虫垂だって立派なリンパ性組織なんですが、他にも十分にリンパ系の器官がありますので、無くなっても本体には影響が少ない(ほとんど無い)。(あぁやだ。自分の人生みたいで・・・(;;) あ、口蓋垂の話でしたね。口蓋垂も一応、口蓋垂筋という筋を持っており、周囲の粘膜下の筋と連携しています。主なはたらきは、周囲の筋と連動して、ものを飲み込む際に収縮して、鼻の方への抜け道を塞ぐ役目をします。でも、口蓋筋全体からすると、口蓋垂筋の働きは微々たるものでしょう。この点では、もし他の弊害があるようだったら取ってしまえ、というお医者さんの判断だと思います。 あとは、嚥下反射(ものを飲み込む際の無意識のゴックン)は、この周辺の知覚神経の刺激によるものです。指を突っ込んでこの辺を刺激すると、オエってえずくでしょう。周囲に比べて口蓋垂は下に垂れている分、食べ物を早く認識することができそうですね。ホンの一瞬でも食べ物の認識が早くなれば、誤嚥が少なくなるという利点があるのかもしれません。
お礼
やっぱり、働きってあるんですよね。 歳をとってから困る、なんてことはありませんよね?! お医者さんは、口蓋垂なんてなくっても大丈夫、っておっしゃってたらしいので、あんまり心配しないことにします。 御回答、どうもありがとうございました。
お礼
口蓋垂が無い人もいらっしゃるんですね。 主人は、尺八もフランス語もやらない人なので、必要なさそうですね(笑) サイトの嚥下運動がとてもわかりやすかったです。 御回答、どうもありがとうございました。