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第42参議院選挙の投票率がなぜ低かったんでしょうか?
今年の参議院総選挙の、投票率はなぜこんなにも低かったんでしょうか。今このテーマで、学校で調べています。 でも、なかなか専門的な情報が得られません。 なぜ低い訳などを教えていただけるとうれしいです。
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こんにちわ! 専門的ではなくすみませんが・・・ 今回の第43回衆院総選挙に限りませんが、日本の投票率は低いですネ! 外国では、80~90%に達する場合が有ります。日本でも、70%台になった事は有ります。 では、なぜ、日本の投票率なるものが低いのでしょう! ■■1.まず、#1の方が指摘されているように、中選挙区→小選挙区への移行によるものです。 まだ、人物より政党で選ぶ傾向があるため、一選挙区一人となると選択肢が狭くなり、投票したい候補を決めにくいという事になります。 ■■2.次に、選挙ひいては政治に対する関心の欠如です。 これには、いろいろな原因が考えられますが・・・ ooo現在の政治・政府・政権が、もし、無くなったと仮定しても、充分日本という国は存続していけるというぐらい信頼感が無いし、国民(特に、若い人達)の中に、そういう状況になっても今と変わらず何とかなるだろうというように、危機感が有りません。したがって、自分が投票に行かなくても、どおって事ないと・・・ ooo与党・野党を問わず、同じような項目についてのみ議論しており、それならどこが政権を執っても同じではないかという失望感があるのでは? 例えば、今のように、ザルに水を注ぐような政策の下で、いくら増税・年金減額・社会保障の後退を進めても全く意味がありません! まず何をおいてもやらなくてはいけないのは、官僚・政治家によるムダ(天下り、退職金の二重取り、公団・公社・事業団のムダ、超豪華な官舎・施設の低料金利用等々)をカットする事であり、こうした項目を政策に挙げるべきです。 ooo選挙・投票の重要性について、もっと、親や学校で教えるべきです。 ■■3.更に、選挙制度を考え直す必要が有ります。今のような、組織票・所属団体票・同郷票・たのまれ票等々がウエイトを占めている状況は変えるべきで、一候補対全国民の国民投票制を検討したらどうでしょう! また、投票率が~%以下なら、その選挙は無効にするくらいの制約がいりませんか? ■■4.最後に、チョットひねくれた見方をすると、若い人達より、年配者の方が投票に出かけると思われるので、これまでの投票率をなんとか維持していました。 その年配者が、高齢になってきて、動けなくなったり死亡したため投票率が落ちてきたのでは? マア、いずれにしても、“自分ひとりくらい投票にいかなくても・・・”という事がないような世相づくり、内外に対する毅然とした政治の指導力と実行を、遅ればせながら早急にやる時期だと思います。
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誰も言わないし、これからも言われないであろう視点から……A^・^; (一見、農家びいきと呼ばれる先生方に捧ぐ……(笑)) 自然環境の話ですね。コレを誰も言わない。 ダムとかね。有明の海とかね。大変なんです。 動植物もそうだし、生態系の中でうまく生計を立ててきた人たちも、そう。 公共事業は良くカネの視点から「血税が」「否!経済効果が」と語られますが、 パッと見てね。青々とした山に灰色の道路が筋を引く。 コレに誰しもが持つ、「なんかヤだなぁ」という心…… なんでコレを大事にしないのか! 民間も消費者もすでに「省エネ」とかね、 その辺の感性と、経済の両立を模索してるンです。 政治家は「国益国益!」とか言いながら、 日本人が本来、大事にしてきたものを、直視しようとしない! いくら不景気だからって、食っていけるンですよ。まだ…… 人間だって、札束食って生きてる訳じゃないですからね。 飯の種が本当に心配なのなら、「自然との共存」というテーマは 避けて通れないハズです、本来的にね。 その辺の危機感は、親父の後ついで将来安泰な人種には 理解できないンでしょうかね…… 人間が農耕を始めて、食物連鎖から切り離された時点で、 永遠のテーマなんです。のはずなんです。 これからは経済だけじゃぁ政治は成り立ちませんよ。 アメリカだって、資源獲得には強かな準備をひそかに進めているハズです。 ま~北朝鮮がほっといて破綻するなら、あの国も同じだと思いますけどね。 「カネが無くても、食える生活」!! どの政党もコレに思いが至らなかった。 目先だけ。総選挙の日の事まで。 国民が「衆愚」と言われるのなら、政治家は「それ以下」です。 大きな視野を、持ってほしいですね。 目の前の些細な事にも、敏感な感覚。かつ宇宙的な視野。 「大和魂」を叫ぶ連中に限って、コレが無いのだから困り者ですね。 農家のことを本当に想っている政党ならば、 どんな事をするか。取り組むか。 いまの与党を見るに、コレに該当する政党はnothingです。 ン!民間に期待しましょう。 政治家は、政治が本当に「できる事」「できない事」を、カントよろしく哲学しときなさい。 コレ、次の選挙までの宿題ね!(笑)
お礼
なんとも専門的でいいアドバイスだったと思います。なんと答えていいかわかりませんが答えていただき大変参考になりありがとうございました。
- taroimo_hasami
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感情の話になってしまいますが、要するに政治不信が極みに達したのではないでしょうか。 例えば、秘書給与事件の辻元氏。彼女はテレビに多数出演して知名度もありましたし、実態もクリーンな政治家(少なくとも、政界ではそうだと思います)でした。が、制度上の欠陥ゆえにああいう事件を起こしてしまい、彼女に政治腐敗の追及を期待していた人達が裏切られたような気分になったことは想像に難くありません。拉致事件における社民党の対応といい、政党が国民から信用を失墜する事件が色々とありましたしね。 まだあります。小選挙区制になり、実質、自民・民主の二大政党対決になった事、そしてマスコミが有権者サイドにそういう印象を与えた事、二大政党以外に選択肢となる政党が実質的に不在であった事(社民は拉致事件で脱落、共産はあいかわらず共産主義政党をやっているし、環境保護や福祉問題に特化した小政党が選挙に出ていれば少しは風が起きたのかもしれませんがそれもありませんでしたし)、これら要因が低投票率に繋がったのでしょうね。 政治に不満を持つ人達は多いです。貯蓄ゼロや所得大幅減で苦しい生活に喘ぐ人達は確実に増えているのですから。ただ、こういう人達の声を代弁してくれる政党が、残念ながら日本には無いのです。
お礼
オ~~~ちょっと中学生の僕には難しすぎました。 でも、かなり勉強になったと思います。 答えていただき大変参考になりありがとうございました。
- tarotokyojp
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投票しようとする意思のある方は毎回欠かしませんが、特に意識のない方は天候や連休の具合によって棄権してしまうことがあるかもしれません。義務でなく権利である選挙(参政)権の行使については、選挙管理委員会やマスコミの掛け声だけでは改善しないので、注目される政治が重要だと思います。リンク先は志賀節氏のコメントです。
お礼
そう思います。確かに天候なども関係してくるんでしょうね。 答えていただき大変参考になりありがとうございました。
- liar_adan
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確認します。 「参議院」ではなく、「衆議院」ですね? 「第42回」ではなく、「第43回」ですね? 約60%でしたか。たしかに低いですが、 前回・前々回と同程度で、特に低いわけではありません。 前々回から急に低くなったのです。 前々回と、その前の選挙で何か変わったかというと、 とりもなおさず小選挙区制が導入されたのです。 小選挙区だと、原則一人しか当選しないわけで、 選挙前にだいたい、可能性のある人は2、3人にしぼられます。 中選挙区のときは、それほど有力でない人でも、 やりようによっては取れる可能性もあり、 また、同じ党内での競争もありました。 しかし今は、取れない人はまず取れないことになり、 比例代表でどうなるかという話になります。 小選挙区には金がかからないなどの利点はあるのでしょうが、 盛り上がりとしては中選挙区のときの方が高かったように思います。 個人的には、中選挙区でよかったのに。と思っています。
お礼
すみませんそうです。 「参議院」ではなく、「衆議院」「第42回」ではなく、「第43回」でした、深くお詫びいたします。 これから回答してくださる、皆様この場を借りて、訂正いたします。
お礼
とてもこのお答えには驚きました。 なんかとても専門的だなと思います。 答えていただき大変参考になりありがとうございました。