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コンクリートに使うAE剤について
はじめまして。 コンクリートに使われる、AE剤について質問させてください。 (1)AE剤の空気連行の原理 乳化剤みたいなものを使うとの記述を良くみかけますが、具体的にどのような乳化剤がどのように作用して空気が導入されるのでしょうか。 (2)空気連行によるひび割れ抑制原理 連行された気泡が、「ボールベアリング」のような働きをしてひび割れの原因となる力を逃がすらしいのですが、良くイメージがつきません。 わかりやすく説明頂けませんでしょうか。 どなたかご教示の程お願い致します。
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1.これは乳化剤ではなく、界面活性剤です。導入される空気の量はごく微量で、泡ができるほどの量ではありません。 2.主目的はまだ固まらないコンクリートの流動性を高め、打設がスムーズに行なわれるようにするのが主目的です。流動性を高めるには水を多くしてしゃぶしゃぶにすれば簡単にそれを実現できるのですが、水を多く使うとコンクリートの固化に要する水の量がわずかであるため、余剰の水の部分が空洞になって残ってしまい、それがコンクリートの強度を弱めてしまうので、水をできるだけ少ない状態を保ったまま流動性を持たせるために混入するのです。
お礼
ご回答ありがとうございました。 あればさらに詳細に知りたいのですが、 ・なぜ界面活性剤を使うと空気が連行されるのでしょうか? ・AE剤は、外部拘束ひび割れにも効果があるでしょうか? お時間あればご教授の程よろしくお願いします。