- 締切済み
神話画の立ち位置が知りたい
ギリシア神話に興味のある学生です。 西洋絵画でギリシア神話を主題に描かれた絵画はたくさんありますが、 キリスト教の立場が強い西洋ではギリシア神話を主題に描くのは不謹慎、というか異教と見なされたりはしなかったのでしょうか? どういう意図で描かれていたのか、など気になります。 文献を読んでもパトロンの注文で、などとしか書かれていません。 詳しい方や、もし参考になる文献などがあれば教えていただきたいです。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
noname#174898
回答No.1
ローマ帝国がキリスト教を国教に定めた後、ローマでは異教として邪険に扱われ、結構な数の美術品や建築物が破壊されました。 しかし、14~16世紀にルネサンスが始まり、それ以来、古代ギリシア・ローマの芸術を再評価するようになったそうです。『キリスト降架』で有名なピーテル・パウル・ルーベンスは師匠の一人の影響でキリスト教絵画以外にギリシア・ローマ神話の作品を描いていました。 古代ギリシア・ローマの文化はヨーロッパの文化に様々な影響を与えてきましたし、芸術作品や文学作品などとしての魅力が不謹慎さに勝っていたのではないかと思います。 多分、「古代ギリシア」にプラスして「ローマ帝国」、「キリスト教」、「ルネサンス」、余裕があったら「ロマン主義」などのキーワードで探すと色々と載っていると思いますので、ぜひ探してみてください。 あと、ウィキペディアにちょうど記事があったので載せておきます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1%E3%81%A8%E8%A5%BF%E6%B4%8B%E8%8A%B8%E8%A1%93