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CMOSを用いたしきい値電圧の測定の際のブレとは?
CMOSのNOTゲートを用いてしきい値電圧を測定したのですが、 0[V]から5[V]、5[V]から0[V]まで電圧を変化させたところ、 出力電圧の変化の際に大きなぶれが生じました。 幅は1.7[V]ほどのブレが動き、 ある一定の値で0もしくは5[V]となりました。 このブレの正体はなんなのでしょうか?
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ずっと前CMOS-IC、LSIパターン設計を扱ったことがあるので、説明します。 MOS-FETはPMOSとNMOSで構成されているので、NOTゲート(またはINV)のように回路ですと、そちらのやられているようにゆっくりと入力電圧を変化させた場合、部分的にPMOSもNMOSもON状態になるとそういう現象が出ます。 実際の動作はHとLとへ瞬間移動するので、誤動作しません。 つまり、どちらかがONになります。 誤動作してまずい回路はシュミットトリガ回路を使います。
お礼
なるほど、HとLが変化する瞬間であるために、どちらもONである状態としてブレが発生するのですか。 ありがとうございます。