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1790年出版の本にあるsの字体

Element of Chemistry(Dover 1965年)という本を買いました。 内容はR.KerrがA.Lavoisierの本をフランス語から翻訳して1790年に出版したものでした。 使われている単語や語順は現在のままのようです。 ただ、s の字体が違っているのに驚きました。 大文字のSは現在と同じです。 語尾のsも現在と同じです。 それ以外のところに出てくるsは、全てsとは異なる字体が使われています。 fに似ています。fの横棒が左側だけに付いているような字体です。 斜体文字になるとsを縦に細長く伸ばしたものになっています。 glassでは2つのsの字体が混ざって使われています。 こういう文字の使い分けは何時頃までされていたものなんでしょうか。 英語の歴史についてのサイトをいくつか調べてみたのですが当てはまる説明を見つけることができませんでした。

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  • litsa1234
  • ベストアンサー率28% (230/795)
回答No.1

http://en.wikipedia.org/wiki/Long_s に書いてありますのでお読み下さいませ。 参考まで。

htms42
質問者

お礼

早速のご回答、ありがとうございます。 long s というのですね。 wikiの写真に載っていた「Paradise Lost」の中のsの字体です。 1800年ごろが移り変わりの境い目になっているというのが分かる図が載っていました。 ドイツ語のss、またはszを表すエスツェットの素になっているというのは面白かったです。 むしろ語尾のsの方が特殊で後からその用途のために作られたという印象ですね。 「terminal s 」というという説明がありましたから ついでですからもうひとつお願いします。 fact とか product の場合のctが特別の書体になっています。2つの文字を1つにくっつけたようになっています。(tの縦の棒がぐるっとcの上に伸びて行っています。fの頭の部分が左右逆になってtにくっついているような字体です。) これも何か名前が付いているのでしょうか。 

その他の回答 (1)

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.2

ct のような文字は、ligature と言って、下記に例が出ています。     http://en.wikipedia.org/wiki/Typographic_ligature     ドイツ語の、ゴチック文字の書写体には、いまも「長い s」や、ギリシャ文字のベータに似た ss が生きています。

htms42
質問者

お礼

ligature という言葉を知りませんでした。 後から辞書で調べて分かりました。 音楽用語で出てくるレガートと関係のある言葉なんですね。 お示しのwikiの中のcaslonの活字としてst,ctなどが載っていました。 ありがとうございました。

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