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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:豆乳アレルギーの原因となる成分)

豆乳アレルギーの原因となる成分は?

このQ&Aのポイント
  • 豆乳アレルギーの原因となる成分は、大豆アレルギーの原因となる成分と同様の大豆タンパク質です。
  • 豆乳を飲むと口・喉の違和感と痒みが始まり、その後激しい吐き気と腹痛に襲われることがあります。
  • 大豆の煮物や豆腐・納豆などを食べてもアレルギー症状は出ないのに、豆乳にだけ強いアレルギー反応が出る理由はまだ明確には分かっていません。

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回答No.1

おそらく花粉症が関係する豆乳アレルギーではないでしょうか? ここ最近、よく報告されている食物アレルギーの特殊型になります。 おもにカバノキ科(シラカンバ、ハンノキなど)花粉症の患者さんで、豆乳を摂取した際に口腔やひどいときにはアナフィラキシーなど全身症状を呈するケースがあります。 原因のタンパク質として、PR-10タンパク(植物生体防御タンパク)が関与しているといわれています。 このPR-10タンパクは、植物間に種を超えて広範に分布します。 大豆にはGly m 4といわれるPR-10タンパクが、シラカンバ(シラカバ)にはBet v 1といわれるPR-10タンパクが、ハンノキにはAln g 1といわれるPR-10タンパクが含まれています。 これらのタンパク質の構造がとても似ているので、シラカンバもしくはハンノキの特異IgE抗体を持っている方が、豆乳のGly m 4にも反応してしまうことで症状が呈すると推測されています。 PR-10タンパクは熱や消化酵素の影響により変性しやすい性質を持っています。 よって豆腐や納豆では、その製造工程の段階で変性することにより、症状が出ないと考えられています。 同じ豆腐でも、スーパーなどで売られている安価な豆腐では症状が出ないが、おぼろ豆腐やざる豆腐では症状が出てしまうとの報告もあります。 豆乳同様、湯葉も症状が出やすいようです。 補足ですが、カバノキ科花粉症の患者さんは、バラ科の果物(リンゴ、モモ、メロン、ビワ、さくらんぼなど)でもアレルギー症状を呈する方が多いです。 これもPR-10タンパクが関係しているといわれています。 まとめますと、 1~5月頃のカバノキ科花粉が飛散している時期に鼻炎症状がある場合は、アレルギー検査で、シラカンバ、ハンノキを測定してみてはいかがでしょうか? スギ花粉飛散時期と重なるため、病院にいっても検査をせずにスギ花粉症と診断されるケースはあります。意外と複数種類の花粉の特異IgE抗体を持っている方は多いです。 カバノキ科花粉に対して検査が陽性であった場合は、カバノキ科花粉症が関係する豆乳アレルギーの可能性が高くなります。 いずれにしろ、先生に診てもらい、診断していただくことをお勧めします。 あまり認知の高くない疾患になりますので、アレルギー専門医に診てもらったほうがよいかと思います。 アレルギー学会のホームページから近隣の専門医を検索できます。 この場合は、耳鼻科の先生よりも皮膚科の先生方の法が詳しいかと思います。

taka_hiro3
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるほど、熱でアレルギー物質が変化していた訳ですね。 リンゴやもも等でアレルギーがでた事はありませんが、今後出たら困りますね…。

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