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ギリシャ国債の金利上昇について
当方、経済のことがよく分かりません。 ギリシャの2年債金利が57%に上昇しているそうですが、 これは経済ニュースとして何を意味する、と見れば良いのでしょうか? また、このニュースは今後の日本の株式市場にどのような影響を与えると考えられるでしょうか?
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1つ目の見方。 57%も利息がつくなら、ギリシャにお金を貸したい投資家がだんだん増える。 ギリシャにお金が集まる。 ギリシャの財政もひといきつく。 だんだんギリシャの景気もよくなる。 ヨーロッパの景気もよくなる。 ヨーロッパに輸出している日本の会社が儲かり始める。 日本の株も値上がりを始める。 2つ目の見方。 いよいよギリシャ政府が国債を返済しない可能性が高くなった。 ギリシャ国債をもっている銀行はヨーロッパにたくさんある。 ヨーロッパを中心に大損をする銀行がたくさんありそうだ。 ヨーロッパ発の金融恐慌が始まる。 それが日本を含め世界中に広まる。 日本の企業もヨーロッパに輸出している会社を中心にますます損する。 そういった企業を中心に日本の株価が下落する。 どちらかでしょう。よーく考えてください。
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- simotani
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本日ギリシャ救済スキームが決まりました。元利50%切り捨てだそうです。 額面100ユーロ当たり50ユーロ未満で買った人は元本確保に成功し、50ユーロ以上で買った人は元本割れに(市場利回りは償還差益も計算に入れる為額面割れで買えていますが、今回のスキームは額面切り下げに)。
- simotani
- ベストアンサー率37% (1893/5080)
補足:ただ、破綻必至と言っても1円も返らないと言う訳ではありません。 逆に清算配当目当てに買いに行く選択もあります。 とにかく国民が誰ひとり居なくなる事は考えにくい。 なら一定の税収は見込めるから、会社更正並に分配されると見る事は可能です。 第一次大戦でドイツは負けて莫大な賠償を背負い、10年で1億倍に物価が上がる悪性インフレに悩まされ、第二次大戦に突入。それから立ち直り今に至ります。 だから再建の余地もあります。
- simotani
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年利57%とは、1年後の元金回収可能性が4割未満と言う事です。 2年持たないのは確実視されています。
お礼
ありがとうございました。