共産党って？

質問

教えてください。
共産党って何で人気が無いのですか？
過去の歴史的な事情や背景があるのでしょうか？。

回答No.11

apple-man

難しいこと考えることないですよ。

　共産主義を実践した国、中国が結局
失敗で、事実上資本主義に移行しつつ
あります。

　共産主義は、結局人間社会の現実に合わなかった
んですね。

　社会党がそうであったように、共産党の人たちも
共産主義が人間社会に最も適していて、
日本も共産主義になることが最大の理想だと
考えていたはずです。今でもそう考えている
かもしれませんが。
　しかし、そこが大きな間違いだったことが、
隣国中国の実態で明らかになってしまいました。

　小さな政策の間違いではなく、未来を見通した、
理想的かつ現実的な社会のあり方を見抜け
ないことが証明された集団である共産党の人
たちに、人気が集まるわけなどないのです。

お礼

みなさん１１件もの御回答ありがとうございました。大変参考になりました。現状の私としましては、
・共産党の政策一つ一つを見た時、大変支持出来るものもあるが、「共産党政策＝共産主義支持」となり、日本が共産主義へ移行することを現段階では望まない。との感想です。
本件については、いま少し個人的に勉強したいと思います。また疑問などがあればこの場で提案させていただきますので、ご縁があれば御協力ください。
どうもありがとうございました。

回答No.10

taroimo_hasami

ほとんど意見が出尽くしていますので私から言う事は余り無いのですが。
　人気の無い理由は、要するに、有権者は共産主義国家を望んでいないからです。ソ連や中国の失敗を見れば誰だって望まないでしょう（ただし、七番の方が言われることも正しいのですが）。
　共産主義国家と聞くと、何をするにも集団で動き、みんなが同じ事をしていて、国家に監視されたり、抑圧されたりするイメージが強く、スパイ容疑で何もしていないのに不当逮捕されて処刑されてしまうイメージや、貧困のイメージ、革命などの血生臭いイメージなど、マイナスのイメージが強く働きますね。
　確かに、一部の連中による中傷ビラばら撒き事件や、何十年も前の戦前の事件を今更蒸し返してのネガティブキャンペーンなど薄汚い卑劣な行為で共産党のイメージを悪くしようとする勢力も実在していますが、今時、そんなものを真に受ける人はそれほど多くないと思います。

回答No.9

nozawa2002

＃７さんの言っていることはほとんど真実ですが、

やはり読んで何言っているかわからないというのが、国民の声ではないですか？ほとんどの人だ途中で読む気を無くしたでしょう。

日本共産党も国民に親しまれる、わかりやすい党にならないとだめだと思います。

回答No.8

daibutsuda

日本の投票率の低さにも原因があるとおもいます。
投票に行くのは、自分の利益に直接結びつく政党への熱烈な支持を持っている人だけ。そういう人たちは、自民党とか民主党と言った、ほぼ当選するだろうところにしか投票しない。労働者の味方であるはずの連合ですら、なぜか共産党ではなく民主党を支持している（かつては社会党を支持してたんだから、ホントは社民党を支持しないとダメなはず・・・。結局、政治的発言力がほしいだけ）。

となると共産党は残りの浮動票をとるしかないわけですが、これは難しい。
と言うのも、共産党のイデオロギーは難しく、浮動票（＝政治に無知な人たち）には理解できないからです。
というか、現在の日本にはイデオロギーのある政党なんて共産党以外にはないんじゃないかな？
自民党とか民主党の言っていることを聞いていても、あいまいで何言ってるかようわかりません。これはイデオロギーがないからでしょう。

また、国民自身にも、自身の利益を追求するのみでイデオロギーのない人が増えています。

こういう状態に慣らされた国民に、自身イデオロギーを持ち自身のイデオロギーを目標とする政党に投票する、などというムーブメントは起こらないでしょう。
結局、共産党（イデオロギーを持つ唯一の「政党らしい政党」）は人気を獲得し得ないと言うことになるのでしょう。

回答No.7

hasiiti

長文になります。
共産主義＝独裁的というイメージは、「イメージ」であって、真実ではありまません。共産主義というのはマルクス・レーニンによって考えられた、人類社会の究極の理想社会であって、資本主義が高度に発達したあと社会主義を経て共産主義にいたるという学説です。ソビエト、中国、北朝鮮などなど社会主義国家と言われているものは、「資本主義」を経ないで、いきなり農奴制のようなものから作られてしまったために、本来の社会主義とはまったく別な物となってしまいました。つまり社会主義をささえる経済力がないのに、むりやりその恰好だけを模倣しようとしたために、「独裁」的な政治体制を取ってしまったのです。現在中国は経験していなかった資本主義（自由経済体制）を彼らなりに大胆に取り入れて、真の「社会主義」をめざす努力をしています。これから世界を動かす力をもつのは間違いなく中国でしょう。
　しかしそれでもその「社会主義」が、現在の資本主義に及ぼした物は数多くあって、たとえば社会保障とか８時間労働制などがあります。
　さて日本共産党ですが、現在も過去も「暴力革命」などを主張したことは一度もなく、結党以来、戦争反対、国民主権、あらゆる人権抑圧反対を言い続け、戦前はそのために、逮捕・拷問・死刑などの弾圧を受けました。戦前の権力者が国民を支配しようとするときに「民主主義」や「天皇制の廃止」「戦争反対」を叫ばれることは、権力者の地位を脅かさせる物としてあらゆるデマ・中傷を加えて、共産党の活動を押さえ込もうとしました。その結果国民の中に「共産党は怖い」ものとの誤解が根強く残ってしまったようです。戦後「民主化」で共産党が大きく成長したときに、時の権力者（アメリカ）は、それを抑えようとして様々な事件「松川事件」「三鷹事件」などなどを起こし、それを共産党とその系列の労働組合が犯人だとでっち上げ、一気に日本国民の中に広がった共産党の主張する「民主化」を「怖いもの」と国民に印象づけたのでした。その後はソビエト・中国など「社会主義国」の独裁的な国家を例に、「ほら共産主義・社会主義は怖い」と国民に教育してきたのです。
　日本共産党は、早くからソビエト・中国の人権抑圧に反対し、そのため中国共産党やソビエト共産党から厳しい干渉や攻撃を受け、それらの党と長く絶縁状態になっていました。ソビエトが崩壊したときに真っ先に歓迎のコメントを出したのは日本共産党であり、中国共産党とは現在の中国共産党指導部が過去の日本共産党に対する干渉・攻撃を謝罪したために、数年前から関係を改善しています。北朝鮮の労働党とは、ラングーン事件の後から、彼らを厳しく批判し交流を全く絶っています。拉致事件も一番早くから北朝鮮を批判し続けています。自民党や社会党、公明党までがつい最近まで北朝鮮の党と交流を続け、キムジョンイルが政権を取ったときに「祝電」まで送って歓迎したのとは対照的です。
　もちろん日本共産党と連合赤軍や革マル派とは「同じ穴のムジナ」どころか、彼らが最も毛嫌いし攻撃をしているのが日本共産党であり、日本共産党も彼らを厳しく批判し、彼らを時として泳がせて（見て見ぬふりをしたり、けしかけたりして）いる警察（公安）、自民党政権を批判し続けています。
　No.５さんの「暴力革命を放棄していないはず」と言うのは全く誤解です。日本共産党は民主的な選挙を通じて政権を獲得することを綱領としており、それ以外の方針はありません。公安調査庁が多額の税金を使って日本共産党を監視したりスパイ活動をしているようですが、そのことを国会で「何十年も日本共産党を暴力革命をする可能性があると監視していたが、そういう証拠は見つかったか？」と聞かれた公安調査庁が「見つかっていない」と答えざるを得なかったのです。もともとない「暴力革命の方針」ですので、あるはずがないのです。
　宮本顕治氏が「独裁」だったというのも、全くの誤解です。日本共産党ほど一人一人党員の意見を聞いて、討議し中央の方針を決めている政党は日本には存在しません。

回答No.6

noname#161749

共産主義は既に歴史的大実験（様々な国で実験され、否定されました。成功した国なんてありません）の結果「人間の本質から離れている」ために否定されてます、

人間には欲があり自分にメリットが無い限り他人に対し無償奉仕なんかしません（利他的に行動するのは血縁とか地縁など小規模の行動単位の中だけ）、
国家規模で利他的に人間を動かすには強烈なカリスマ性を持つ指導者を作るか、
奴隷制度のような監視体制を作らなければ実現しません、
カリスマはすぐに剥げていきますので、
結果どこも一部の特権階級が国民を奴隷労働させる体制になってしまいます、

こんな共産主義なんて人間の本質を理解していない、
性善説的な宗教的幻想に取り付かれている生きた化石のような存在なのですよ（共産主義の宗教性の邪魔になるのでマルクスは宗教を否定しました）、

現実に則していない、
実現不可能な事を未だに唱えている集団なんです（武装革命路線を隠しているだけで捨てたわけではないですし、ソ連からの秘密資金疑惑も解決されてません）、

まあ自民党政権に対する一定の反対集団としての政治的調味料という役割はあるでしょうが。

参考URL：

http://www.gem.hi-ho.ne.jp/katsu-san/sf/syakai.html

回答No.5

cse_ri2

共産主義の結論は、資本主義社会を暴力で転覆させることです。
このことを彼らの言葉で格好よくいうと「革命」となります。

未だ日本共産党は、武力革命路線を放棄していないはずです。

つまり、かつての浅間山荘事件のように、隙あらばテロ活動を
取りうる可能性は十分に残っているのです。

彼らの看板から「共産」の名前が削除されない限り、また
マルクス・レーニン主義の放棄を明確に宣言しない限り、
共産党は十分に監視すべき対象かと思います。

回答No.4

nozawa2002

＞＞日本共産党のイデオロギーって、危険なものなのでしょうか？。

以前はそうでしたね。最近は変わっているそうです。
ただいくら変わっても、目指すところは
資本主義→共産主義　への改革ですので。
資本主義の日本にはそぐわないでしょう。

私も日本共産党に投票したことはありますが、あくまでも、他の政党などへの反対票としてです。

他の人も投票している人はそういう考えの人が多いでしょう。

ただ、小選挙区になり、国政では日本共産党は消滅に向かってます。おそらく今回も小選挙区の当選者数はゼロでしょう。比例区では何人か当選するかもしれませんが、今後、絶望的ですね。

以下のURLなどを見ればわかりますが、何考えている党かわからないというのが実感でしょう。

やはりいつまでも共産主義にこだわって、時代から取り残されてしまって、消滅という運命でしょうね。

参考URL：

http://www2s.biglobe.ne.jp/~mike/fuwahimitu.htm

回答No.3

myeyesonly

何やらおよびのようで。m(__)m
＞危険・・・

彼らが言っている事が守られるならば、ちっとも恐くはないと思いますが。
議会制民主主義の維持、サービス残業や過労死などの大企業の無法の規制、中小企業の支援、農業重視、医療・福祉充実、・・・内政面をみる限り、これらを本当にずっとやってくというなら何も恐いとは思いません。
むしろそうあってほしいですね。

安全保障・外交関係では、安保条約を止めるといってます。
この辺はいろいろ意見があるところでしょう。
ただ、最近の戦争は全てアメリカが何かちょっかいを出して侵略戦争をしかけて起きているというのがパターンになってますね。

ソ連なき後、相手を失ったアメリカの強力な軍備が力を持て余してるのでしょう。
もしアメリカを敵に回すような事をすれば、日本がそのターゲットにならないとは言えない恐さがありますよね。

回答No.2

myeyesonly

こんにちは。
マスコミが報道しないからでしょう。

歴史から言えば、日本の政党の中で自民党に立ち向かえる歴史を持ってるのはこの党だけです。

そして、戦時中は非合法化され、特高警察に追い回されて、捕まえられては殺されしながらも活動を続けて来た強い信念は、政敵からすれば大変恐いのでしょう。

また、私が数えたわけじゃないのですが、彼らのHP(参考URL)によれば地方議員の数は断トツ第一位だそうです。

参考URL：

http://www.jcp.or.jp/

お礼

ありがとうございました。
もし解ったら更に教えてください。
日本共産党のイデオロギーって、危険なものなのでしょうか？。