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生まれて初めての経験 台風被害が大きくなる要因

わが町が台風によって水害を起こし、いたる所が氾濫した事は今回が初めてです。このレベルが通常の値と化したら、と思うと未来が不安になります。台風が生まれる場所、進路、その他のプロセスに何らかの変化や傾向は見られないのでしょうか。それとも本当にたまたまで、特にマイナス要因はないのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • phj
  • ベストアンサー率52% (2344/4489)
回答No.2

台風というのは、雨雲が発達してできるものです。 ですので、できる場所というのはグアム沖の太平洋と決まっています。この地域は海水温が高く、雨雲ができやすく、さらに温度が高いので成長しやすいからです。 もっとも、もう少し北側の(つまり海水温の低い)地域でもそれなりに温度が高くなれば台風に成長することもあります。 これらは、海底の深層海流の影響を受けているといわれ、深層海流の流れが変わると海水温度も変化し、台風ができやすかったり、できにくくなったりするといわれています。 つぎに台風の進路に関しては、まず発生した場所と時期によってコースが変わってきます。春先などでも台風はできているのですが、日本はまだ寒いため勢いがなくなってやってこないのです。 また、夏になると日本まで届くようになるのは、日本近海の海も(台風を発生させるほどではありませんが)台風を維持できる程度に海水温が暖かく、途中で補充しながらやってくるからです。 ですので「発達しながら・・・」とか「勢力を保ちながら・・・」とニュースで流れるのは、日本近海も十分に暖かいということになるのです。 また、台風が9月10月にピークを迎えるのは、海水は温めるのに時間がかかり、冷めるのにまた時間がかかるため、7月8月の温度が10月ぐらいまで残っているからです。 そして、日本列島までやってきた台風は日本列島を縦断すると、海水を補給できなくなるので小さくなり、また日本海側に抜けると海水温が低いのでやはり勢力が弱くなります。 また日本上空は偏西風が通っているため、ほぼまっすぐ北上してきた台風も東側に流されていくようになります。 これが一般的な台風の進路で、それが変化するということは日本だけでなく世界中の気候がものすごく変化するということですから、今後も(ゆっくりとは変化しても)同じように台風は毎年やってくるといえます。 今回の台風に関して言うと、時期的に少し早めの台風だったため、太平洋の東側の高気圧(日本列島の東側)が強かったために、小笠原諸島近辺で西側に押されて四国・近畿地方に上陸するコースになり、、また偏西風が弱かったためと、大陸上空(韓半島よりもちょっと北側)の高気圧も強かったために頭を抑えられる形で、のろのろになりその分(台風の一部は海に架かっていたので)海から補給された雲がどんどん四国・近畿地方に雨を降らせたものです。 そういう点で見れば「プロセスに変化」というのは見られないのですが、温暖化の影響なのか、偏西風が蛇行していること・太平洋高気圧がいつも強いこと・大陸の高気圧も高くなりやすいこと、などは変化しつつあるのかもしれません。(ただし、これをもって温暖化とは言い切れません) そのため、台風のコースだけでなく天候もすこし変化しており、去年のような猛暑は太平洋高気圧が強すぎるためでしたし、今年の不安定な天気(暑いと思ったら、突然20度ぐらいまで下がる)のは太平洋高気圧と大陸の高気圧が日本の上空で綱引きをしていたためといえます。 太平洋側が強ければ暑く、大陸側が強ければ寒くなり、高気圧が入れ替わる途中は雨で風が強い、ということなのです。 今回の台風は高気圧や台風の綱引きの場所が悪く、結果として大きな被害をもたらしました。 しかし、戦後だけでも大きな被害をもたらした台風は数多くあるため、今回の台風がプロセスの変化とはいえないですし、今後もプロセス自体は変化するとは考えにくいです。

angel25gt
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。不確定的であるからでしょう、変化なのか規定値なのか今ひとつハッキリ致しませんから、また来年質問いたします。

その他の回答 (2)

  • mekuriya
  • ベストアンサー率27% (1118/4052)
回答No.3

台風と地球温暖化 環境への取り組み -丸紅- http://www.marubeni.co.jp/csr/spirit/004167.html たまたまではない。地球温暖化はまさに地球規模で深刻です。日本だけが逃れられる道理は全く無い。地球温暖化が進むと元々雨が多い地域でゲリラ豪雨が頻発し、元々雨が少ない地域で干ばつが頻発します。火力発電所は石炭・石油・天然ガスを燃焼させ地球温暖化を促進させています。 温暖化と干ばつと豪雨 - 環境学・エコロジー - 教えて!goo http://okwave.jp/qa/q79934.html しかしながら、日本はこれでもマシなほうです。日本人は一人当たりインド人の10倍以上の石油と電力を消費していますが、日本人が1人熱射病で死ねばインド人は100人死にます。人口比では説明できません。インドの被害がより深刻だというまでです。日本はインドに熱射病を輸出しているのと同じです。未来が心配などと暢気なことをほざいているのは日本人だけです。どれも今現在のニュースです。 『干ばつ』 - 旱魃の原因と世界各国への影響 - プラス地球温暖化 http://www.plus-ondanka.net/a09_kanbatu.html 中国の大干ばつのすざましさがわかる写真特集カラパイア http://karapaia.livedoor.biz/archives/51669451.h … 中国、アフリカへ食糧援助9月末までに到着 - 中国国際放送局 http://japanese.cri.cn/881/2011/08/19/181s179348 … 米テキサス州:干ばつによる農業損失、過去最高4000億円-地元大学 - Bloomberg.co.jp http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=9092000 … FAO 干ばつに一層の支援を NHKニュース http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110819/t100150 … 中国南部50年で最大の干ばつ 400万人飲料水不足 - (大紀元) http://www.epochtimes.jp/jp/2011/08/html/d95432. … 温暖化で干ばつが激化、亜熱帯、温帯が「北上」―国家気象局 2011-06-09(木) 164322 [サーチナ] http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=06 … 東アフリカ大干ばつ-「飢餓数十万人に」 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-08-03/20 … インド:52年ぶりの熱波 熱中症で80人死亡 - (大紀元) http://www.epochtimes.jp/jp/2010/04/html/d23951.

angel25gt
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。いろいろな所でいろいろな事が起こっているのに、驚きます。

noname#155097
noname#155097
回答No.1

本当にたまたまですが、この程度なら、10数年にから20年に一度程度は あるくらいのものだと思います。 災害の規模が大きくなるのは、 台風などの災害の原因となるものの要因そのものの他に、 被害を受ける側にも要因があります。 今まで、広大な田んぼだったところに、 数十件の家屋がたって、今までは田んぼが水につかるだけだったものが、 そこの家々はもちろん、その周りの住宅まで水につかるというような、 感じをイメージするとよいと思います。

angel25gt
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。アスファルト等で地面を覆うと当然水は逃げ場を失いますが、そのせいなのですかね。

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