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甲府の病院、子供の過剰被曝に関する疑念
- 甲府の病院で子供の腎臓病を調べるために検査薬を過剰に使用しているとの疑念が浮上しています。
- 子供で普通腎臓病はあまりないため、不必要な検査をしている可能性や保険の請求を不正にしている可能性についても疑問が出されています。
- この件について詳しくは以下のリンクをご覧ください。
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質問者が選んだベストアンサー
病院への不信感ありありな文章ですね…。 質問者さんを少し気の毒に思います。 さて。 >必要のない検査をしてお金をとっているという可能性はありませんか? http://www.jsps.gr.jp/05_disease/gu/VUR.html リンク先サイトは膀胱尿管逆流症という小児の病気です。 腎臓で作られた尿が尿管を通って膀胱へ流れ込むのですが,逆流防止機構がうまく働かない子どもでは尿が腎臓の方へ逆流することがあります。 このときに件の検査の出番になります。 逆流によって生じた「腎臓の傷」の有無,程度を調べるために行われる検査です。 この腎臓の傷の有無や傷の進行程度によって手術などの治療法を選択されることになります。 報道内容からすると,この検査を行われていたようですから,決して必要のない検査と言うわけではありません。 >また過剰な量を打っているので、保険の請求を必要以上にしているということになりませんか? 保険診療では,使用量が一定を超えると,過剰請求扱いで支払われなくなります。 本件では,放射性製剤の使用帳簿も保険請求分に減らして記載されていたことが改ざんに当たるという報道がありました。 意味するところは,過剰に使用したが,帳簿上の使用料は保険請求分に減らして記載したということです。 つまり,保険請求は通常通りということになります。 この検査薬剤には大人用,子ども用と言うのがないので,大人用で購入して使います。 1本の検査薬剤の中に,大人用の放射性物質が入っているので,そこから必要分だけを取り出して使い,残りは廃棄です。 おおざっぱに1本に20ml入っている薬剤を購入し,子どもは2mlの使用が推奨されるところを20ml使用したら,推奨よりも10倍の過剰被曝になりますが,請求は1本分の通常通りの請求になるということです。 蛇足。 MRIは放射線を使いません。被曝をしない検査方法です。
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- eroero1919
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>必要のない検査をしてお金をとっているという可能性はありませんか? コトは病気に関することです。必要だったのか不要だったのかというのは検査してみないと分りません。日本は国民皆保険制度ですから、頭痛で脳神経外科を訪ねるとまず間違いなくMRIなどで検査されます(MRIは放射線を使いますので検査を受けると案外に多い量を被爆します)。 MRIで検査を受けて何か異常が見つかる人はおそらく1%以下でしょう。そう考えると、一般的な頭痛の患者にMRI検査は不要だといえます。しかし考えてもみてください、たとえ1%以下であったとしても脳疾患などの重大な病気を抱えているリスクがあるかもしれません。脳疾患は見落とせば簡単に命を落としますし命を落とさなかったとしても重大な後遺症が残ることも多いです。だから、仮にその可能性が1%だったとしても重大な病気が隠されているかもしれない以上、それをきちんと検査することは意義があるといえます。 日本と対照的といえるのが、アメリカです。アメリカには日本のように国家が保障する医療制度がありません。アメリカ人はみな個別に民間保険会社の保険に加入します。 アメリカ人が検査や治療を受けようと思うと、その検査や治療が必要なものかどうか、保険会社が決めます。だから、保険会社が「これは不要だ」と判断したらその検査や治療に保険金を支払うのを拒否します。結果、その人はその検査や治療が受けられないとなります。 しかしどの検査や治療が必要かどうかの判断は医師でないとできないので、アメリカの保険会社にはその精査をするために雇われている医師がいます。保険会社は営利団体なので、精査するための医師には逆ノルマがあります。保険会社が支払う金が少なくなればなるほどその精査する医師の評価は高くなります。 そのため、保険会社に雇われている医師は何かと理由をつけて支払いを拒否しようとするのです。 アメリカでは高所得者向けの高級保険は非常に手厚い保障が受けられますが、低所得者向けの安い保険となると悲惨です。保障は最低限で必要な治療でさえ充分に受けられません。 日本では「もしかしたらこの病気があるかもしれない」と思えばその検査を簡単に受けることができます。日本の医療システムは必ずしも理想的とはいえず、特に救急医療とリハビリの遅れはとても先進国とは思えないレベルなのですが、それでも病気の早期発見と治療をするためにはよいシステムだといえると思います。
お礼
おしゃっていることはわかりますよ。アメリカの医療は問題ありすぎます。お金持ちにとってはいいシステムですが、貧乏な人にはつらずぎます。お金がないなら、死ぬしかないのか・・・と思うくらいのシステムです。 日本の医療では、病気の早期発見で有る程度の成果はあります。しかし数は多くはないけれど、過剰な医療被曝でがんになったというような人もいるのでしょうから、そのあたりをうまくバランスとりつつ、是正できないものですかね。
>保険の請求を必要以上にしているということになりませんか? 病院が負担するわけがありません、本人の負担増になり、当然保険請求も上積みされているでしょう。 今回は多くの患者であったことと内部被ばくであったのでニュースになったのでしょうが、今回の件に限らず、子供大人関係なく、どこの病院でも過剰な投与などは当たり前に行われていると思います。
お礼
過剰に被曝したうえに、お金も多く支払っていたとしたら、かなり理不尽ですよね。儲けのために過剰な投与とかする病院もありそう、ホント問題です。
どうこう可能性などを考えるには、報道の情報が少なすぎます。
お礼
続報が少しありましたが、あまり出てきませんね。けっこう重大な問題だと思うのですが。特に過剰な被曝をしていた子供の親御さんにしたら・・・。
お礼
病院自体に過度な不信感を持っているわけではありません。 しかし過剰な医療被曝や過剰な投与はいかがなもの?と思うのです。国としては社会保障費の増大には頭を悩ませているわけで。 ちょうど知りたかった点に関することに記述があったので、ベストアンサーにさせていただきます。