- ベストアンサー
三相交流電源に流れてる電流による電磁力
水平に3本の配電線(電線の間隔は5mずつ離れている)に三相平衡電流を流した場合の電磁力は それぞれ、どうなるのでしょうか。F=4π*10^(-7)*(Ir*Is*It)/r r=距離、Ir,Is,Itは電流の計算を使えばいいのでしょうか。この式ではなく、電流の位相を120度ずつずらした方法を使うのでしょうか。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
直流の場合なら、電流の向きが同じなら引き合い、反対なら反発するのはご存知だと思います。 これを踏まえて、電流の瞬時値で考えれば、どういった風に考えればよいかわかるのではないでしょうか。 Ir = √2 ・ I ・ sinωt とするなら、 Is = √2 ・ I ・ sin(ωt - 2π/3) It = √2 ・ I ・ sin(ωt - 4π/3) なので、 誘導電流の影響を除けば、Irが0(A)なら、IsとItだけで影響し合うので、三本まとめての電磁力は発生しません。 その為、位相を考慮した計算が必要になります。 ちなみに、 F=4π*10^(-7)*(Ir*Is*It)/r の式には誤りがあります。 元の式は、 F = B ・ I ・ L なので、 F = μH ・ I ・ L = μ ・ I / (2πr) ・ L (Lを1mとすると) F = 4π ・ 10^-7 ・ I / (2πr) となります。
お礼
回答ありがとうございます!誘導電流のみが電磁力に影響してしまうのですね。