こんばんわ
上半分が枯れて、下半分が元気なわけですね。
まず、枯れていると思われる部分あたりから下に向かって、幹を観察してみてください。穴が開いていませんか?。または、株元などに木くずが出ていませんか?もし、穴が開いていたり木くずが出ていたら、テッポウ虫による被害だと思います。テッポウ虫は、カミキリ虫の幼虫で、親は樹皮下に産卵し、幼虫は材部を穿孔食害します。
ハナミズキのどの程度の太さの幹のところから枯れているのかわかりませんが、この幼虫による食害でしたら、細ければ、食害部より上部は枯れてしまうと思います。太い部分であれば、上部は弱って枯れているように見えるだけで、幼虫を退治すれば元に戻る可能性はあります。上部の細い枝を折ってみてください。枯れ枝のようにパキッと折れればまずダメでしょう。太い部分であっても、内部が腐食菌に冒されていれば、上部は枯れてしまいます。この場合には、元気な部分で、幹を切り、切り口に、雨水が浸入しないよう、ロウや専用被覆剤を縫って保護します。
もし、穴が発見された場合には、あなの中にスミチオン乳剤(50~100倍)を浸した綿を詰め、入り口を粘土などでふさぎます。可能であれば、穴の中の木屑なども処理したほうがいいですよ。
その他、枯れる原因として、意外と見落としているのが、苗木などの場合には、値札を取り付けていた針金が、幹に食い込んでいる場合もあります。
全体が蘇ればいいですね。もしだめでも、生きている部分だけでも大切にしてあげてください。
お礼
アドバイス有難うございます 幹の太さは直径6cmぐらいでコモを巻いているので穴を発見するのが 遅れたのかもしれません 早速じっくり確認してみたいと思います たぶん上の方はダメだとおもいますが 大変気に入っていたので 残りの部分を大事に また 年をかけてりっぱな樹にしたいと思います 有難うございました。