>空前の円高は何故?
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<私見>日本経済が強くなったとか、日本の貿易黒字を是正する為の誘導では有りません。
円ドルで言えば、米国経済の先行き不安『個人消費がGDPで70%近く不振な統計・予測が続く)や巨大な財政赤字から債務不履行寸前の危機感と信用失墜を招いている事から、今後の増税や歳出削減の避けられない事態を見切ったドル安の要素が大きい。
<米国経済の不調から為替・株・GDPが縮減している>
また、ドル安(円高)はアメリカにとって、自国通貨の信認や基軸通貨としての威信低下の面はあっても、国内産業の競争力向上という側面もあり、ホンネで絶対困る阻止したいとは思っていない。
それは、ECも同じであり、マーケットでドル安『円高』が進んでも、日本政府&日銀の為替介入、まして国際社会の協調介入の可能性は少なく、あっても少額・単発・限定的な効果と見切り安心して円を買っている。『円高要因』
つまり、日本経済の成長や円の信認が高まっての円高と言うよりも、貿易収支の黒字・対外的な借金の基本的に無い事、戦争や紛争リスクの低さ、国際競争力のある高品位・高付加価値商品の開発力・生産力のファンダメンタルからの消極的な買い安心感が根強くあり、それが円の上昇要因です。
さらに、そもそも論で言えば、国際物価比較や購買力対比、市場競争力からは原則1ドル1円に向って円高基調で長期的には進むと見られている。
<長期的には、今後10年スパーんで10円程度、順次、切り上がり、やがて50円時代が今世紀前半には、やって来ると言う説も有ります>
お礼
仕掛けの真相も知りたいです。回答ありがとうございます。なるほどですね!参考にさせて頂きます☆