ヨハネによる福音書第一章における神の子となる権とは
ヨハネによる福音書第一章
太初にことばありき。ことばは神と偕にありき。ことばは神なりき。
萬の物このことばに由りて成り、成りたる物一つとして之に由らざるはなし。
このことばに命がありき。
そしてこの命は人の光はなりき。
光は暗黒に照るも、暗黒は之を悟らざりき。
神より遣されたる人,出たり。その名,ヨハネといふ。
ヨハネは證のために來れり。光に就きて證をなし、凡ての人,彼によりて信ぜんが爲なり。
彼は光にあらず,光に就きて證せん爲に來れるなり。
諸々の人を照らす眞の光,世に来たり。
光は世にあり,世は光に由りて成りたるに,世は光を覚らざりき。
光は己の國に来たりしに,己の民は之を受けざりき。
されど之を受けし者,即ちその名を信ぜし者には神の子となる權を与えたり。
かかる人は血脈によらず,肉の欲によらず,人の欲によらず,ただ神によりて生れしなり。
ことばは肉體となりて我らの中に宿りたまへり。
[質問ーお願い]
上記ヨハネの福音書第一章の、
『されど之を受けし者,即ちその名を信ぜし者には神の子となる權を与えたり。』の中の【神の子となる権】という事についてご理解されていることをご披歴していただけないでしょうか?