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CNG車はディーゼル車より騒音、振動が少ない?
CNG車(天然ガス車)を調べていると、 「ディーゼル車より騒音、振動が少ない(ガソリン車並)」というのをよく見かけますが ディーゼルエンジンをCNG仕様に改造した場合もガソリン車並になるのでしょうか? コミュニティバスなどの街で採用されてる小さいバスの多くは、 ディーゼル車をCNGに改造したものだそうです。 ディーゼルエンジンの燃料系統をCNGにしたところで、 点火方法が変わるだけで燃焼系統はディーゼルのままなのだから 変わらないのではないかと私は考えます。 もしかすると、ディーゼル特有の圧縮熱点火という方法が振動、騒音に影響しているのでしょうか? また、「CNG車を所有している」「CNGを採用したバスに乗車したことがある」という方は、その感想を教えてください。
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- piyore
- ベストアンサー率63% (19/30)
CNG車を含む、商用車を設計しています。 路線バスや佐川急便のトラック等で使用されている、CNGのオットーサイクルエンジンは、現在実用化されている内燃機の中では特に静かなエンジンです。 ご質問のベースエンジンがディーゼルの場合でも同様に静かです。というのは、ディーゼルをCNGに改造する場合、ピストンやコンロッドを交換することで圧縮比を小さくしており、「燃焼系統だけの改造」ではなく、本質的な燃焼サイクルを変更しているからです。(ディーゼル特有とされる振動や騒音は、高圧縮比によるものです) ガソリンエンジンの場合は、1気筒をあまり大きくしてしまうと、燃料が均一に混合しきれないという問題があります。CNGの場合は燃料がガスで供給されることから、シリンダー内の混合状況が良く、ガソリンエンジンよりも気筒あたり大きなエンジンを設計することができます。そして、燃料が良く混合することから異常燃焼による騒音がガソリンエンジン比少なくなります。このため、対ガソリンエンジンでも静かなエンジンを作ることができます。 個人的な体験では、AT車の路線バスではとても乗りやすいと思います。発進性がディーゼル比悪いのをATで補えば、静かで大変乗りやすいです。ただ、ガスの補給に時間が掛かり、満タンにしにくいのが使いにくいところですね。
- fjdksla
- ベストアンサー率26% (1812/6770)
私もあまり詳しくないですが・・・ CNGもLPGもガソリンも基本的に同じオットーサイクルエンジンで、 プラグで点火します。 http://www.isuzu.co.jp/product/bus/eco/cng.html (いすゞの参考ページです) そして、こちら↓の http://ja.wikipedia.org/wiki/LPG%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A#.E3.83.87.E3.82.A3.E3.83.BC.E3.82.BC.E3.83.AB.E8.BB.8A.E6.94.B9.E9.80.A0LPG.E8.BB.8A 「ディーゼル車改造LPG車」を見ると エンジンで使う所はシリンダーブロックと言う事のようです。 結局、大排気量の商用ガソリンエンジンが少ない事から 大型トラック用ディーゼルエンジンのシリンダーブロックを使っているだけ・・・・のようです。 結果として、CNGエンジンはガソリンエンジンの燃料をCNGにしたものと同じ。となります 大きなシリンダーのエンジンが無いので・・・・と言うだけです。 ですので振動や排気ガスはガソリン車並となる。・・・と言う事になりますね!
- 222D-08
- ベストアンサー率28% (92/322)
以前CNGとガソリンのハイブリットに乗る機会がありました。 この時はガソリンエンジンベースでしたのでエンジンはCNG用の配管と燃料噴射装置は別途付いてました。 CNG単体ではやはり力が薄く空気を踏んでいる感じでした。 ガソリンに替えると力ありました。ただ航続距離が短いのとスタンドが少ないのが難点ですか。 Kpaで残数が出ますので何リットルとは違いました。 でディーゼルですとヘッドを新規に作成しないといけません。 圧縮も落とさないと。ガソリン並が普通ですか。 プラグで点火してピストンを押しています。 自然発火は出来ないはず。 燃料系統を新規に取り付けて出来ますね。 タンクはLPGと同じくボンベなので定期検査ありますし基準の年数で交換しないといけません。 バスは大抵屋根にタンクがあります。 なのでバスのCNGはかなり高いです。でも振動はさほどではありません。 今は大型トラックでもCNGがありますがスタンドが少ないのとタンク容量が少ないので長距離が難しい所ですね。2トンや4トンはあります。