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自動車オイルの規格が変わっていくのは何故?
先日、自動車用品店でオイル交換をしていてふと思ったのですが、 私が自動車に乗り始めた頃(バブル前後?)のオイルでは一番良い物でSF(API規格)の物しか 無かったのに、先日見た物にはSNまで規格が有りました。 時間が経つにつれ、何だかどんどんとアルファベット順に増えて行ってますが、じゃあ昔のSFまでが最高だったオイルって今から見たらかなりダメな物だったのか?それとも規格の内容自体が変わって、昔のSFと今のSNは同レベルの品質&性能の物なのかな?と疑問に思いました。 その辺の事情を詳しく御存じの方、教えて下さい。 よろしくお願いします。
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ガソリンの硫黄分の低減とオイルの分子レベルでの結合が良く出来てきて小燃費オイルになってます。 昔は10W-30が主流で20W-50などもありましたが今は0W-20が普通です。 あって5W-20とかです。 まだ10W-30もありますよ。 さらさらですが油膜は切れません。断裂製に優れていますしこれで壊れる事はありません。 API規格の抜粋です。 ガソリンエンジン用規格(Sカテゴリ) オイルの酸化安定性、デポジット防止性、サビ・腐食・磨耗防止性、洗浄性、蒸発性、せん断安定性など多くの審査項目からSA~SNまで12種類のグレードに分類される(SIとSKは他の用語との関係等から除外されている [1])。 SカテゴリのSはspark ignition engineもしくはService(またはService station)の頭文字から。使用するオイルと自動車の製造年代のマッチングについても言及しているため、SA~SGなど1980年代以前の古い自動車を対象としたグレードのオイルが市販されていることは少ない。近年設定されたSLグレードから、エンジンへの影響評価ばかりではなく、二酸化炭素や炭化水素、窒素酸化物の排出削減、オイル交換時期の延長など環境評価としての側面を打ち出したことが特徴。2000年前後に、表示されたグレードに達しない基準のエンジンオイルがアメリカ国内で市販され、規格の信頼性が問題となったが、新グレードの設定などの措置を行い対処したとしている。国産車ではエンジンオイルの指定にAPI規格を用いるため日本国内では欧州のACEA規格よりも認知度は高く、ホームセンターやカー用品店でユーザーがオイルを選ぶ基準の一つにもなっている。 現在は、新設(2010年10月より運用)のSN/RCというクラスができ、こちらが最上位の規格となっている。 RCとはResource Conservingの略語で、API SN規格に加え、省燃費性、触媒への適合性(リン分の揮発性を規定)、高温デポジット抑制、エマルション保持性が要求されており、API SN/RCは、ILSAC GF-5と同じ内容の規格とされている。 あとオイルの交換サイクル推奨も長くなっています。 1年、1万キロとメーカー推奨してますがこれ以上テストしてますので平気ですが調子を長く持たせるにはこの半分で十分です。 細かくやってもお金の無駄です。気持ちの問題でしょうが。 但しターボ車、NAで高回転まで回すエンジンは早く交換がいいです。 熱で酸化していきますから。
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- tabaru
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規格は変わっていませんよ 省燃費性能向上とロングライフになってるだけです SFクラスのオイルが発売された頃は 5W30のオイルを入れて、高速回転させると エンジンが摩耗していました 逆に、最近は省燃費とエコが優先されるようになり オイルも柔らかいものが車のメーカーからの要請で 必要になってきています だから、他の方の回答通り、最近のオイルは 省燃費とロングライフになっただけです 技術の進歩で油膜が切れて起こるエンジンの悪影響が 昔と比べて少なくなっただけです 薄いオイルほど高速回転で回すと油膜が切れやすいのは 今でも変わりません 最近のエンジンはそんなに高回転では回ししませんけど 逆に、指定のオイルを入れないと 省燃費は車のカタログ性能に近づきません
お礼
回答ありがとうございました。
- santana-3
- ベストアンサー率27% (3891/13901)
潤滑特性に関してはSJ規格以降、それほど変化はありません。 規格の変更は、スラッジの発生を抑えてロングライフ化と環境に配慮した特性の変化です。 特に環境特性は触媒も含めての事なので、新型車には最新規格を使用した方が無難なのです。
お礼
回答ありがとうございました。
- xxyyzz23g
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「規格」は、技術の進歩と主に使用する国や背景、時代のニーズ 規格を考える団体(の都合)によって日々進化しました。 そういった意味では、APIやSAE等の規格も用途や品質を 見極めるひとつの基準にはなりますが、絶対でないです。 API規格に限ると、どちらかといえば規格がニーズを先行しています。 規格とは、そうあるべきものだと個人的にも考えています。 オイルに関しては、SG以前とSH以降で添加剤の大きな変更が ありましたが、SH以降はより省燃費になり細かい変更のみです。 なので、規格にこだわる人なら常に最高級、最新を求めればいいし こだわらないのであれば、静観でいいです。 SL使っているからSNに比べ壊れやすいとかもないです。 仮に現在の普及型エンジンに入手困難なSFオイル入れても多少燃費が 落ちる程度で特に違和感はありませんし、運転して判別できる人は 極一部の人。一般人ならほとんど「気分」の違いです。 言い換えれば、体脂肪がつきにくいサラダ油と昔ながらの サラダ油の違い程度です。 例えば同じSL、SM規格でも、ベースとなるオイルが鉱物油~部分合成 100%化学合成まであるし、SAEの粘度もいろいろです。 最近のガソリンエンジンだけに限っても燃料や点火・バルブの タイミングとリフト量、ミッション他の制御が「コンピューター」です。 それに合わせ、オイルも汚れにくく他も改良を重ねた結果、燃費も向上し 交換頻度は1年/1~1.5万キロが標準となり、SAEの粘度も0Wや5W-**が 主流となりつつあり、今後も変化します。
お礼
回答ありがとうございました。
- BP9outback
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SM規格になったのは、 低燃費対応と聞いています。 日々車は進化しています。素材の変更 高効率を狙ったり コストダウンを狙ったり 理由は様々 なので 変化のニーズに合わせた OIL性能が 必要になる訳です。 ここ最近は メーカー指定の オイル交換サイクルが ロングライフかされてますので SN規格って 耐久性? エンジンとオイルは 時代に合ったものをチョイスが 良いです。 今時のエンジンに SFオイルでも 動きます 直ぐに壊れません 取りあえずは使用できます。 しかし 性能は フルに発揮出来ません 燃費も 少し下落します。 長期にSF使用すれば メカノイス発生も 早くなるでしょう エンジン耐久寿命も SMオイル使用より短命になるでしょう。 時代に合った SLかSMオイルが無難(SNは超最近のオイルなのであえて選んでません) 石油メーカーも 企業として 新開発(成長)を 売りにしないと 成り立たない面もあり エンジンメーカーと共に 新たな製品開発を進め 新たな規格を 随時打ち出していくのでしょう。
お礼
回答ありがとうございました。
- 4 1/2(@1143)
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20年前から進歩が無いほうが不自然です。
お礼
確かに・・・。(;^_^A
>じゃあ昔のSFまでが最高だったオイルって今から見たらかなりダメな物だったのか? 当時としては良い物だったんでしょう。 どう考えたって。 それ以上の規格は、その時に存在していなかったんだから。 >昔のSFと今のSNは同レベルの品質&性能の物なのかな?と疑問に思いました。 自動車用エンジンオイルに求められる性能と、生産する技術は、共に向上していきます。 現在のSNは現在求められている性能を満たした物と言うことであって、全てにおいて完璧なという意味ではありません。 よって、将来、自動車用エンジンの求めるオイル性能が変われば更にオイルも変化すると言うことになります。
お礼
回答ありがとうございました。
技術進歩です 昔は作れなかった物も今では製造可能性 2昔前はビデオデッキが10万円以上もしてたけど 現在は性能的にとても比較にならない程も高性能なブルーレイレコーダーがわずか5万円で買える様な
お礼
回答ありがとうございました。 家電マニアの私には分かりやすい例えでした。
お礼
詳しい回答ありがとうございました。