- ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:グロコット染色について)
グロコット染色の原理とは?
このQ&Aのポイント
- グロコット染色は真菌を染めるための染色法です。
- グロコット染色では、真菌に含まれる多糖類をクロム酸で酸化させ、遊離アルデヒド基を作ります。
- そして、メセナミン銀を使って遊離アルデヒド基を染め出します。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
・メセナミン銀はどうして -CHO基を染められるの? 銀鏡反応だと思います。 (参照) http://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/kagaku/archive/resume034.html ・「真菌に含まれる多糖類を酸化させる」と言いますが,多糖類は普通に結合組織中に存在するはずです.しかし,結合組織は染まりません.どうして? 結合組織中の-OH基は菌壁中に比べ量が少なく、クロム酸で-OH基をアルデヒドに酸化してる間に結合組織の-OH基はカルボニル基にまで酸化されるので、結果染色されないとのことです。 酸化時間を短くしたり作業内容を変えれば結合組織も染色されるはずです。 結合組織の染色を少なくするためにゼラチンを使ったりする手法もあるようです。 (参照) http://www.aichi-amt.or.jp/labo/patho/recommendation/grocott20101129.pdf ・酸化した後に還元の処理をしますが,酸化して還元してしまえば元に戻るのでは? ・定着って何? 酸化還元、定着の部分は、フィルム写真の現像の原理が役に立つかもしれません。 (参照) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8F%BE%E5%83%8F ・なぜ金への置換が必要? 置換というか、銀を金メッキしているのではないでしょうか? そうすることで染色をより鮮明にし、かつ安定化させられるようです。 ネットだけで調べたので間違いもあるかもしれませんが、これらが手掛かりになれば幸いです。
お礼
非常にわかりやすい回答ありがとございました. 参考になりました.