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ケアマネの言葉使いについて気になる
- 福祉車両のケアドライバーが患者さんを迎えに行った際、ケアマネージャーの言葉使いに違和感を覚えた。
- ケアマネージャーは片足がない患者さんを見るなりあっさりと「足が無いんですね」と話し、嫌な気持ちが残った。
- 福祉関係の仕事に慣れると気遣いが薄れるのか、それとも別の要因があるのか不安に思っている。
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質問者が選んだベストアンサー
おはようございます ケアマネさんは、あっさり言ってしまうことで、ご家族の気持を楽にしようと思われたのかも解りませんね。でも、他に言い方は無かったのかと思ってしまいます。 私も、福祉関係の仕事をしています。知的・精神・身体をいろいろな障害をお持ちの方々に沢山お会いしてきました。「慣れて感覚が麻痺する」って事はあるかも解りませんが、私の場合は最初から、相手の方の障害が気にならなかったですね。 でも、「これさえなければ、人の世話にならなくても良いのに」と障害のあることに対して、生きづらさを感じておられることは確かなので、その部分は受容していく必要があると思います。本人でないと、わからない感情がありますよね。 障害がありますから、支援は必要ですね。自分と相手の方が、対等に関わるためには、どこまでの支援が必要か考え、相手の方によっては「私は何をすれば良いですか」と相手の方の希望を聞いています。 でも、十人十色ですから、いつも上手くいく訳ではありません。10年以上も経ちますが、自分の関わり方を振り返って、反省する毎日です。 最低、「自分だったら・自分の家族だったらこんな言い方はされたくないな」と言うことはしないように気をつけています。 質問者様の感覚は普通だと思います。慣れるということは、「感覚が麻痺する」事だとは思いません。 腫れ物に触るような対応ではなく、相手の生きづらさを受容し、相手の気持を楽にし、負担無く支援が受けられるように対応することだと思います。 福祉の勉強をしている時、心に残る講師の先生の言葉があります。 「熱い心と、冷たい頭」と言う言葉です。「情熱をもって対応し、冷静な判断をする」と言うことです。 相手の方の障害の重さに動揺することがあるかも解りませんが、プロなら淡々と対応したいものです。 と・・・いつも自分に言い聞かせて日々仕事しています。 参考になりましたら幸いです。頑張って下さい。
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- harurumoka
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自分が質問者様の立場なら、同じような気持ちになります。 そんなにストレートに言わなくても…、という感じです。 ケアマネさんにはまったく悪気が無いのも分かります。 むしろあっさりと言うことで、そんなに遠慮されなくても大丈夫ですよ、という感じだったのかもしれません。 実際、現場では色んな患者様がいらっしゃるし、腫れ物にさわるような特別扱いをした態度や言葉を出すほうが失礼だという部分もあります。 あっさりとした対応で安心の一方、ご家族にとっては胸に刺さったかもしれませんよね。 仕事に限らず、人間というのは「慣れ」というものがどうしても出てしまいます。 しかしながら、対人コミュニケーションの場面で、「慣れ」が出るのは危険でもあります。 「親しき仲にも礼儀あり」という言葉もありますしね。 仕事が福祉関係とあれば、より一層の気遣いが大切だと思います。 「慣れ」が、イコール「感情の麻痺」であってはなりません。 自分も以前に、福祉関係にいたことがあり、人の死に直面する場面にも何度か立ち会ってきました。 初めてその場面に立った時、先輩から言われた言葉が、「死に慣れてはいけない」ということでした。 つまり、先に書いた「感情の麻痺」をしてはならないということなのです。 質問者様は、今回こういったケースに立ち会って、ご自身で疑問に感じたというのはとても良い経験だったと思います。 どうか気遣いを忘れずにこれからもお仕事をしていただきたいと思います。
お礼
このケアマネージャーは自分よりもひと回りぐらい若い世代なのですが、すでにご指摘の「感覚の麻痺」が、しばしば見受けられるように思いました。言い換えれば、ある種の「度胸」が出来てしまっているのかも知れません、が、自分の場合はそうではなく、ほんの少しばかりの「臆病さ」を持ち続けて行くべきではないかと、改めて思います。ありがとうございました。
介護の仕事についている方の言葉遣いに、利用者の家族が腹を立てること、結構あります。 抗議する事だってありますよ。 人権を無視するような言葉遣いだったり、幼児扱いするような言い回しだったり。 仕事に慣れても、ichi-pei さんは、大丈夫ですよ。 今の気持ちを忘れ、気遣いを捨てたりはしない方でしょう。
お礼
そういえば自分の母が重い病気になったときに、家族だけでなく親しい人との間でも、ちょっとした言葉の行き違いにギクシャクしたことを思い出しました。家族でこの有様ですから、利用者の家族が介護サービスの人に腹を立てることも当然有り得るわけですね。介護の仕事はどうしても利用者ばかりに注目しがちですが、これからはもっと広く見る目を養って行きたいと思います。ありがとうございました。
お礼
仰る通り、他に言い方があったのではないかと改めて思っています。 ベストではないかも知れませんが、例えば「あ、はい、分かりました」 ぐらいでも(見て分かることですし)良いと思うのです。 >自分だったら・自分の家族だったらこんな言い方はされたくないな >情熱をもって対応し、冷静な判断をする たいへん貴重なお言葉をありがとうございました。 これからも初心を忘れず、まごころを大切にして行きたいと思います。