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クォークにはアップとダウンがありますが ...

クォークの種類で、アップとダウンがありますが この名称はどういった特質に由来するものなのでしょうか?

みんなの回答

  • bttf2003
  • ベストアンサー率37% (230/614)
回答No.2

マレー・ゲルマンが命名したころは、3種類のクォークしか発見されていなかったため「アップ」「ダウン」「サイドウェイ」つまり上・下・横と仮称されたが、サイドウェイ・クォークはストレンジネス(奇妙さ)という内部量子数を持っていたため「ストレンジネス」のほうが定着した。 その後、小林ー益川理論から6種類のクォークの存在が予言されたので、「セントラル」「ボトム」「トップ」中央・底面・上面と追加され、セントラルはチャーム(魅惑)、ボトムはビューティ(美)、トップはトゥルース(真実)という名称も提案されたが、なぜか「チャーム」だけが定着している。(チャーム・クォークのほうが先に発見されたためかも知れない) 現在では、uクォーク、dクォーク、sクォーク、cクォーク、bクォーク、tクォークと省略して呼ばれることが多くなった。 ちなみにクォークの名前の由来は、ジェイムズ・ジョイスの小説『フィネガンズ・ウェイク』の中に出てくる鳥が、クォーク・クォーク・クォークと3回鳴くことから名付けられた。

juicytwice
質問者

お礼

「アップ」「ダウン」「サイドウェイ」 それぞれ、上・下・横という意味との因果関係はないという事ですね

  • semikuma
  • ベストアンサー率62% (156/251)
回答No.1

特に意味はありません。 強いて挙げれば、電子のスピンに上向きと下向きがあることからの類推でしょうか。 そもそも、「クォーク」という名前からして、冗談でつけられたようなものです。 何でもクォークの発見者であるゲルマンが、たまたま読んでいた小説の中で、「何とか王のために鳥(かもめ?)がクォーク(鳥の鳴き声の擬声語)を3つ与えた」(意訳すると、その王のために鳥が3回鳴いた)から採ったらしいです。 陽子や中性子などのハドロンはクォーク3つからできていますが、これを発見したとき、この訳の分からない3つの粒子に何と名付けようかと悩んでいるときに、上記の小説を読んで「クォーク」の意味が分からず、たまたま同じ3つの訳のわからない物の名前としたらしいです。 ちなみにクォークの種類は2つではなく6つで、他にストレンジ、チャーム、ビューティ、トップ、ボトムがあります。 トップは一番エネルギーが大きい(つまり質量が大きい)のでごもっともですが、ボトムは「おしり」という意味からつけられたそうです。 他も特別な意味があるとは思えない、冗談みたいな名前でしょ。

juicytwice
質問者

お礼

アップクォーク、ダウンクォーク自体が それぞれ上向き、下向きのスピンという訳ではないんですね。 意味有り気なややこしい名前を付けるものですね。 どうせなら人名とかにしてくれたらこんな疑問もわかなかったのですが。

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