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トウモロコシの育成について心配です
- トウモロコシの育成について心配です。成長が遅く、一部の苗が枯れてきてしまい、また黄色い葉も見受けられます。
- 昨年と比べて枯れた苗の数が多いため、原因と対策を知りたいです。
- 抜いた苗の根があまり付いていないことから、根の発育不良が問題の可能性があります。
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葉先の黄化も根のトラブルによるものですので、根に異常があるのは間違いないでしょうね。 原因は雨じゃないでしょうか。 今年は雨が多くてうちもあまり状態が良くありません。 トウモロコシの場合は根の病気より葉の病気がほとんどなので、排水不良だと思います。 トウモロコシは支柱根と呼ばれる、長い茎を支えるための根が株元の茎から生えてきます。 この根をしっかり生やしている状態が良いのですが、雨(潅水)が多いとあまり生えません。 特に生育初期は根を発達させてもらうため、潅水を制限し、ゆっくり生長してもらいます。 (茎がゆっくり生長するだけで、根は育っています。) これからの対策としては、中耕や土寄せを3度4度と行うと良いかもしれません。 2度でも良いものですが、根の状態が悪い時は茎からの発根を促せるので、やると効果があります。 トウモロコシは土から肥料が枯渇してしまうほどよく吸収しますが、 消費するのも早く、肥料切れすると一気に弱ります。 雨が多いと言う事は肥料の流亡も多いので、あまり残っていないかもしれません。 雨が多いときは追肥間隔を短くしてください。 それと追肥の量ですが、成長状態を見ながら増減させてください。 今年は強烈に暑いか涼しいかで安定しませんが、涼しくて茎の生長が鈍いなら増やしてください。 暑くて良く生長するなら減らします。 トウモロコシの栽培は寒冷地ほど多肥で、倒伏の心配がある風の強い暖地では少肥で栽培します。 化成肥料(8-8-8)だと10gほど増減しても問題ありません。 あと、栽培前の話ですが、耕土の深さはなるべく深めにします。 根はヒゲ状で縦横ともに70cmほど伸びます。 不耕起でも排水さえ何とかできれば栽培できますが、雨が多い日本ではなかなかうまく行きません。 去年も同じ場所で栽培したなら、連作の影響(いや地)もあるかもしれません。 原因不明の生育不良だと連作障害と考えた方が良いです。 なるべく輪作をしてください。 トウモロコシはジャガイモや大豆と輪作する事が多いですね。 大豆はトウモロコシと混植にしても、とても相性が良いです。 肥料の奪い合いを起こしませんし、栽培方法も似ていて、 根や葉の形状が異なるためジャマにならず、助け合って育ってくれます。 種まき時は暖地であれば6月中旬頃まで問題ありませんよ。 ただ内陸と海沿いでは異なります。 うちは内陸部で暖かくなるにつれて雨が多くなるので、早めにまいています。 (それでも今年は天候不順で状態が悪い・・・) 暖地の場合は種まき時期が長いので、栽培地の気候によって決めると良いですよ。 根の生長に悪影響になるだけでなく、病気の発生率が高まりますので。 これくらいを注意しておけば、来年はもっと良い状態になると思います。 (天候の問題がなければ)
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http://livestock.snowseed.co.jp/top/information/4e00822c7528/98fc65994f5c7269/72796027/306e751f80b2969c5bb3/ こういう害虫なのかあるいはコガネムシの幼虫が地中にいるのかも。間引きした時の事を思えばここまで育つと簡単には根は抜けないです。害虫か排水が悪くて根腐れしてしまったのか。 ちなみにここは北陸ですが5月終わりから6月に種をまいてお盆前後に収穫して食べております。自分で食べるだけですが特にそれで問題は無いですね。
お礼
ありがとうございました。
お礼
お礼が遅くなり、失礼しました。 分かりやすく詳しい説明、たいへん参考になりました。 どうもありがとうございました。