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ティーカップの,トリオ・セットは,なんのため?

お皿が2枚つく,トリオセット,なんのためですか?こぼれたお茶を飲むため,と聞いたこともあるのですが.いまでも,こぼしたお茶を,おさらでうけて飲む人っているのですか?それは,正しいマナーなんですか?お皿1枚よりは,トリオセットの方が,正式なんですか??

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • O-Gon
  • ベストアンサー率22% (1024/4610)
回答No.4

なんだか頓珍漢な返答をしてしまったようで申し訳ございません。 >紅茶を鍋で煮て、ストレーナーで漉してティーポットにいれるやりかたと、ネッ トが粗いティーポットで茶葉を熱湯で蒸らし、最後にストレーナーでこしながら カップに入れるやり方があると聞きました。どちらがよいのでしょう。 どちらでもお好きなほうでよろしいですよ。 鍋で作るやり方は、日本では基本的にチャイと呼ばれていて、ティーポットで蒸らすやり方はティーとかロイヤルミルクティーとか呼ばれることが多い気がします。 違いはシルクロードを通り、陸路でヨーロッパまで運ばれた茶葉は、運ぶ途中で鍋でお茶を作って飲まれた名残で、出発地点の方言で、チャイとか呼ばれて現在の至るようです。 厳しい旅の途中で元気を出すために砂糖を大量に入れたり、スパイスを効かせたりして飲みます。 ですから、日本のお茶はシルクロード系(正確にはシルクロードの延長線上にあります)の物ですから、このチャイがなまって茶になりました。 かたや船で運ばれたお茶は積んだ港の方言のターとかテーとか言う言葉がなまってティーと呼ばれ、一緒に運ばれた東洋の陶器を使用してお茶が立てられ、イギリスに代表される、現在の紅茶の文化が花開くこととなったのです。 ちなみに、現在紅茶といえばインドやスリランカが有名ですが、この地方の茶の木は、基本的に中国から移植されています。 で、実際にぼくの場合どうしているかというと、結構適当ですね。 冬場とかで、ミルク大目の濃厚な紅茶を飲みたい場合はチャイを作る場合が多いですね。 この場合、手鍋に茶葉とカップ半分ぐらいの水とシナモンなどのスパイス(個人的なお気に入りはシナモン、カルダモン、ローレル、クローブのミックスで、ジンジャーは無しです。場合によってはバターを小量入れることも、、、)を入れて沸騰させ、色が出たらミルクを入れて温まったら出来上がりです。 ミルクを入れたら沸騰させない事がこだわりかな。 夏場にミルクティーを飲む時は紅茶を蒸らして、温めていないミルクを足します。 ホントはミルクが先で紅茶を後から注いだほうがおいしいんですけどね。 自分で飲む時はお手軽な方がいいですねー。 お食事の後でお客様に出す時は、スパイス無しで手鍋で作る事が多いですね。 この方が濃厚な感じで、おいしいという人が多いですし、何より手早く出来ますしね。 もちろんのんびりお茶を楽しむ時や、珍しい茶葉などはティーポットで行きますよー。 ここら辺はケースバイケースで、あまりこだわりませんですよ。 楽しいのが一番なのです。

nemochan
質問者

お礼

O-Gonさま、ほんとうに、ご親切な回答と、アドバイス、ありがとうございます。大変勉強になり、かつ、楽しめました。今回、わたくしの素朴かつ、不行き届きの質問に、不相応に立派な回答をいただき、こころから感謝しております。この質問がデータベースになって、これからも奥深い紅茶の世界に興味を持ち始めたかたがたの入り口になれますよう、願っています。かさねてお礼申し上げます。

その他の回答 (3)

  • O-Gon
  • ベストアンサー率22% (1024/4610)
回答No.3

ん? ケーキ皿とカップとソーサーでトリオですよね。 小さいほうのお皿という事はソーサーの事でしょうか? ソーサーはカップの下に敷いて使いますが、元々はカップはお茶を飲むための器じゃないんですよ。 元々は、ソーサーの方にカップからお茶を注いで飲むのが正しい使い方です。 これはカップやお茶の葉は中国からヨーロッパに伝わりましたが、お茶の飲み方は日本から伝わったという説があります。 で、日本の茶道では、口の広いどんぶりのような(失礼)茶碗に入れてすすりますよね。 これがヨーロッパに伝わり、中国の陶器のうちで口の広いものにカップからお茶を注いで飲むのがヨーロッパの正式なマナーとして広まったのだそうです。 しかしこのお茶の飲み方のスタイルは次第に廃れて、ソーサーだけがその頃の名残として、現在のカップの下に敷いて使う飾りとして残っているという事ださうですよ。 ちなみに、お茶と共に中国の陶器が大量にヨーロッパに渡ったのは、船に荷物を積んだ後、左右前後のバランスを取るためのバランサーとして、中国の陶器を持ち帰ったためで、このバランサーとしての陶器は本来は積荷ではないですから、船長などの小遣い稼ぎとして、かなり盛んだったようですねー。 現在は、この飲み方は、この時代の絵画の中や、当時の植民地のインドやスリランカのお年寄りの間に残っているのみだそうです。 詳しく知りたかったら、磯淵猛の本なんかお勧めですねー。 紅茶のフルセットというと、紅茶のカップ、ソーサー、ケーキ皿、紅茶をむらすポット、ミルクを入れるポット、ホツトウォータージャグ(お茶を薄めるためのお湯を入れるポットですね) あとは、お茶を蒸らす時にポットにかけるティーコジーとティースプーン、砂糖のポットかな。 最低の三点セットはティーポットとティーカップ、ソーサーですね。 まぁ、こんなんそろえても、肝心のお茶っ葉がまずかったら意味ないですが、、、 個人的なお勧めは、ダージリンならピュッタボンなんか味が柔らかくて好きですねー。 http://www.the-darjeeling.com/the-darjeeling/puttabong.html http://www.lupicia.com/magazine/special/2010-dj-report01.html ファーストもいいけど、個人的にはオータムナルが一番好きです。

nemochan
質問者

お礼

丁寧な回答、ありがとうございます。二枚目の下は、ケーキ皿だったんですね!大変お詳しいようなので、もし、失礼でなかったらお教えいただきたいのですが、紅茶を鍋で煮て、ストレーナーで漉してティーポットにいれるやりかたと、ネットが粗いティーポットで茶葉を熱湯で蒸らし、最後にストレーナーでこしながらカップに入れるやり方があると聞きました。どとらがよいのでしょう。

  • shyro
  • ベストアンサー率36% (77/210)
回答No.2

30歳主婦です。 ティーカップトリオの小さいほうの皿は、熱い紅茶を冷ますためのものです。 つまりこぼれた時、ではなく、敢えて皿に注ぎ、啜っていたということ。 現代で皿に注いで飲む人はさすがにいないと思いますので、「昔の名残」と言った意味合いが強いのではないでしょうか。 たまに「2枚目(大きい皿)はデザートディッシュ」だと思っている残念な方を見かけますが…。全体のシルエットとして、あれは3ピースそろった状態が美しいと思うのです。 トリオの方が正式か、と聞かれると微妙なところですが、イギリスアンティークのトラディショナルなティーセットの形態ではあります。

nemochan
質問者

お礼

回答ありがとうございます.納得できました!屋外や,テラスでお茶をいただくとき,左手でお皿ごとカップをもちあげ,右手でカップをもって飲んでいるのをみかけました.このときは,2枚皿は難しそうです.2枚は室内での,きちんとしたセットですね.

  • JP002086
  • ベストアンサー率34% (1535/4403)
回答No.1

私の経験では、ティーポットで出されるお店で、ティーポット自体薄く出来ているので、 ティーソーサーより少し大きめの皿の上に置くという事はあります。 ただ単に、ティーカップとティーソーサーの組でティーソーサーが2枚出された事はありません。 出された時は、お店の人に恥ずかしがらずその場で聞くのが一番です。 私が予想するに、ひょっとすると、潔癖症の人対策かもしれません。 一度、砂糖やレモンやミルクが入ったティーカップの中をかき混ぜたスプーンを、その別に用意されたティーソーサーに置くなんて有りえるかもしれません。 ティーポットとティーカップのセットを購入する際に、ティーソーサーだけがカップの倍の枚数を入れて販売している所も見掛けませんからね。

nemochan
質問者

お礼

回答ありがとうございます.お店の人に,聞いてみます!

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