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現在の医療で注目されているものはなんですか?
現在の医療でホットな、注目されているものはどのようなものなのでしょうか? ステントグラフトという人工血管の技術や医療は、現在注目されているものなのでしょうか? 無知で情けないのですが、海外の医療でも何でもいいのでお答え願います。宜しくお願いします。 .
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基礎系だと ノンコーディング(機能性)RNAでしょうね。 DNAの中で遺伝子として使われているものは10%弱であり、一昔前まで残りは ジャンクDNAと呼ばれ、進化の過程で使われなくなったものだと解釈されていました。 それが、実は70%までmRNAに転写され、遺伝で使われないものは機能性RNAという 酵素のようなはたらきをしていることがわかってきました。 去年、ノンコーディングRNAの中のマイクロRNAだけで世界で論文数が3万を超えました。 マイクロRNAはノンコーディングRNAの中でもっとも研究が進んでいるのですが、 がん遺伝子やがん抑制遺伝子などにも関与し、また体中の代謝にも関与していることが わかっています。 ノンコーディングRNAは1999年に発見され、2006年に速攻ノーベル賞をとったまだまだ 新しい分野ですが、これから向こう30年基礎はこの話題でいきそうですね。 原因がわからなかった病気の原因や、癌などの新薬開発に関わっていきそうです。 あとは、昨年ES細胞を使った、脊髄損傷患者への臨床試験が行われました。 ES、iPSはやはりホットな話題でしょう。 ステントグラフトは注目されているというより、一般的に用いられているものという 認識だと思います。 ホット・・難しいですね ノンコーディングRNAはいままでDNAの10%しか研究していなかったのにそれが 一気に70%まで研究領域が広がり、かつ体中に関与しているというインパクトから 誰もがホットだと言うと思うのです あとは人それぞれではないですかね。 患者さん向けか、研究者向けかにもよりますし。 また科にもよりますし。 近視治療というとレーシックがいまとても主流ですが、近年フェイキックIOLという 角膜の内側にレンズを入れる治療が普及してきました。 目の中にコンタクトレンズを埋め込むようなイメージです。 レーシックは角膜を削ってしまうのでもとに戻す事はできません(不可逆的) 一方でフェイキックIOLは、何か問題があれば取り外すことができます(可逆的) 可逆的な治療のほうが問題がおきたときに治せますので、かなりの利点となります。 目の中にレンズを埋めこむというと怖い気がしますがPMMAというソフトコンタクトに 使われる柔らかいレンズですし、手術自体は白内障の手術とほぼ同じもので、 10分程度で終わります。 眼科的にはいまフェイキックIOLがほっとでしょうね。 フェイキックIOLは慶大病院とか主に大学病院で受けられます。 ただ、費用はレーシックは片目で十万円代後半まで下がりましたが フェイキックIOLは両目で80万円ぐらいしますしね。 それでも自分がやるのであればフェイキックを私は選びます。
お礼
remonpakira様 遅れてしまい申し訳ございません。大変助かりました有難うございました。