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クッタの条件について

揚力の発生原理を学んでいくと,クッタの条件と言う言葉が出てきます.これによれば翼の背面と腹面に沿って流れてきた流体は後縁において同じ速度で流れ去る.ということらしいのですが,循環の生じた翼では,循環分の速度が背面では足しあわされ,腹面では差し引かれて,翼の背面と腹面では速度に差が生じ,これが圧力差を生み,揚力の発生原理となっていると理解しようとすると,クッタの条件にある,同じ速度で流れ去るという部分をどのように理解すればよいのかわかりません.どなたか教えていただけませんか?

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  • kagakusuki
  • ベストアンサー率51% (2610/5101)
回答No.1

 流体の流量が変化するのは、流速が変化した場合だけではなく、流路の断面積や、流体の密度が変化した場合にも、流量は変化します。  従って、流速の変化を打ち消す様に、流れの断面積か、或いは、流体の密度が変化すれば、流量が変化しない事もあり得ます。  もしかしますと、翼の背面の方が、腹面よりも厚いため、流体の流れている領域の厚みが、厚み方向に狭くなる事で、流速が速くなっている事との釣り合いが取れ、腹面側と同じ流量となっているのではないでしょうか。  そして、翼の後縁よりも後方の位置では、翼という、流路を狭めている原因が無くなりますから、同じ流速となるとは考えられないでしょうか。

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