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アパートの保証人と生活保護について
- アパートを借りるための保証人になる方法とは
- 生活保護を受けるためにはアパートを借りる必要があるのか
- 入院費を立て替えた場合、生活保護を受けることができるのか
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質問者が選んだベストアンサー
1)保証人にはなれるかもしれませんが、保証人だけはならないほうが良いと思います。 まず、あなたには何のメリットもありません。 通常、保証人=連帯保証人のことです。 連帯保証人には、催告の抗弁権と検索の抗弁権はなく、債務者と全く同じ義務を負います(454条)。 つまり、債権者は取りやすいほうから取り立てることができます。 本人が払えない(あるいは留守がちとか連絡取りづらい)となったら、あなたのところへ回収に来ます。 おまけに無限責任です。例えば火事などあれば、弁済費用の全額が回ってくる恐れがあります。 民主党のマニフェストに、廃止も視野に入れた改正が盛り込まれているくらいの悪習なので、近寄らないほうが無難かと思います。 一方的なデメリットをもたらす契約が成立することが不思議でなりません。 2)特に問われるとは思いませんが、聞かれたら「知人に借りた」と答えればいいと思います。 3)なくなってしまうのであれば、特に問題ないと思います。 4)保険金について、通帳に記録が残るようにしておいた方が、良いと思います。 立て替え金は振込で返したほうが良いと思います。 仮に聞かれ場合、正直に答えることができますし、残金がないことの証明にもなりますから。 ■生活保護の用件ですが (1)保護の要件等 ・生活保護は世帯単位で行い、世帯員全員が、その利用し得る資産、能力その他あらゆるものを、その最低限度の生活の維持のために活用することが前提でありまた、扶養義務者の扶養は、生活保護法による保護に優先します。 [1]資産の活用とは ・預貯金、生活に利用されていない土地・家屋等があれば売却等し生活費に充ててください。 [2]能力の活用とは ・働くことが可能な方は、その能力に応じて働いてください。 [3]あらゆるものの活用とは ・年金や手当など他の制度で給付を受けることができる場合は、まずそれらを活用してください。 [4]扶養義務者の扶養とは ・親族等から援助を受けることができる場合は、援助を受けてください。 ・そのうえで、世帯の収入と厚生労働大臣の定める基準で計算される最低生活費を比較して、収入が最低生活費に満たない場合に、保護が適用されます。 とあります。 申請をすると、面談があるので、あらかじめ記帳済みの通帳などを持っていったほうが早いかもしれません。 ・通帳などを確認されます。 このとき大きな収入や支出、引き出しなどがあればどういう収入なのか、何に使ったのか聞かれると思います。 そのためにも、立て替え金を返すときは振込みで返したほうが良いと思います。 ・保護申請をすると、親族(親・兄弟など)に確認があります。 親族に知れてみっともないとか恥ずかしいと考える人(おそらく日本人に多い)を、躊躇させようという考えのような気がします。 ・借金があると申請できません。 借金を返すために生活保護を使われる恐れがあるから(つまり闇金融などにも還元される可能性がある) という理由のようです。 借金がある場合は、「まず破産してから申告してください」と言われます。 というわけで、何もない人ほど躊躇なく、申請できる制度だと思います。 借金がある場合、いっそのことできるかぎり借金して、計画的に自己破産してから申請した方がいいのかな?、という気さえしてくる制度です。 ■代替案として ・保証人になるくらいなら間借りさせてあげたらどうでしょうか?(スペースに余裕があればですが)。 ・生活保護の代わりに、ハローワークで基金訓練を受けてみたらどうでしょうか? 世帯主・被扶養者なしであれば、訓練期間中月10万円支給されます。 新しい技能も身につくし、最長2年まで訓練を受けられます。 簿記や事務関係なら座ったままですし、終了時刻も15:00など早いものもあるので、普通に勤めるよりは身体への負担が少ないのではないかと思います。 当月末に再来月開講の募集が締め切られます。形式だけ(?)の面接が来月初頭にあります。 出席率8割以上で支給されると思います。 ご参考になりましたら、幸いです。
お礼
大変参考になりました。保証人になることはやめました。有難うございました。