別居中の婚姻費用分担について質問です。

質問

夫の年金が２ヶ月で４７万円、妻の年金が２ヶ月で１４万円で、妻が生活に困っていて、夫が妻に生活費を支給しないので、家庭裁判所に調停を申立てたのですが、別居中であっても婚姻費用分担の義務があるとネットで調べたら出てきました。

結婚生活が４０年、別居生活が１０年です。

Yahoo!知恵袋でこの質問をしたところ、民法７６０条は共同で生活しているのが前提だと回答されたので、何かに書いてあったのか質問したところ、活字にはないが過去の判例を見ればわかるとのことでした。

実際に調停を行なって夫が妻に生活費を支払わないと言い切れば、それが通ってしまうのでしょうか？

また、調停で解決しない場合、裁判になるそうですが、その場合は弁護士に依頼するしかないのでしょうか？

もし手続きを自分でできるとすれば費用はいくらくらいかかりますか？

回答No.2

takeup · ベストアンサー

補足への回答です。

いくらくらい貰えるかというのは、裁判所が具体的な事情、
つまり、別居の事情、収入支出・生活状況、今後の見通しなどを
聞いた上で判断することですから、ここでは判りません。

近くの家庭裁判所の窓口でご相談されることをお勧めします。

お礼

御回答ありがとうございました。
年金は個人支給だから生活費と言えども支払う義務はないとか、様々な意見を身近に言われて不安になっていましたので安心しました。
本当にありがとうございました。

回答No.1

takeup

民法760条は共同で生活しているのが前提ということはありません。
ただ、夫婦は同居し互いに協力し扶助しなければならないという義務(752条)が夫婦の本質の要請する最も根源的なものだとされています。

しかし、夫婦の関係が名ばかりのものとなり、別居とか破綻しているといった場合には義務の程度に差があるとされ、
破綻の程度、有責性の程度に応じて「生活保持義務」の程度から「生活扶助義務（義務者に余力がある場合に余力の限度で扶養する義務）」の程度まで様々であるとされます。

判例はいろいろですが、おおむね、別居後3年以上にもなれば同居時の生活程度を保持する水準からは程遠く、せいぜい生活保護水準程度とされるのが普通のようです。

したがって、夫が生活費を支払わないというのは通りませんが、かなり減額されることもあり得ます。

調停で解決しない場合は、審判という一種の裁判に移行しますが、弁護士等への依頼は必要ありません。
費用も数千円ていどで全く心配ありません。

補足

御回答ありがとうございます。
あの、婚姻費用分担と言うので２人の年金を足して２で割った額をもらえるのかと単純に考えていましたが、減額されるというのは、このケースの場合ですといくらくらいを夫が妻に支払わないといけないのでしょうか？

ちなみに別居の原因は夫が酒に酔って暴力をふるってケガをさせたことと、愛人を作ったことです。