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“なんちゃって合格”の恐ろしさ
“なんちゃって合格”の恐ろしさについて語って下さい。 公務員試験などは就職試験なので、 “なんちゃって合格”でも「受かったもの勝ち」です。 ところが「実務家養成試験」はそういう訳にはいきません。 “なんちゃって合格”を決め込むと、 必ず後で恐ろしい「しっぺ返し」がきます。 あなたの失敗体験やご友人の失敗談を教えて下さい。 “なんちゃって合格”と言われても、 いまいちピンと来ないかも知れません。 強いて言うならば、 「本質的な理解体得なしに小手先の実力で試験に合格すること」 とでも言えばよいでしょうか。 例えば、簿記3級試験に、記憶と体力と勢いと気合いに任せ、 初めてからたかが4日間の勉強で受かった人が、 「わぁお!ボキっておいらも出来るジャン!( ̄∀ ̄)」と、 調子に乗って上位級に進むようなものでしょうか。 これはすなわち、2級商簿の半ばを過ぎた辺りから突然、 坂道を転げ落ちるような、いやいや、 “麻のヒモ”でバンジージャンプするようなものです。 (危険です。良い子の皆様は真似しないで下さい。) 下手をすれば「ブチッ」とヒモが切れ、 そのまま「地獄へ直行(=即死)」です。w こうなると、テキストを一旦ゴミ箱に放り込んで、 「0」から、場合によっては「マイナス」から、 キレイさっぱり「やり直し」をする羽目になります。 余計な労力と精神力は消費するわ、友達には笑われるわ、 一つも良いことはないようです。
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- localtombi
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>本質的な理解体得なしに小手先の実力で試験に合格すること このような解釈に基づけば、公務員試験も似た感じかも知れません。 私の自治体では、職員の受験年齢の上限を撤廃して、極端な話59歳でも受験可能です。 で、そうなって数年経って今までの合格者の最高年齢は40歳、確かに税理士や一級建築士など専門的な経験者が入って、それなりに周りの職員の刺激となっているとは市長の弁ですが、一方で職員の話を聞くと、民間企業で働いた後に公務員として入ってくると、途端にだらける人が多い、真剣さや仕事に取り組む姿勢がよくない・・ということで苦りきっている現場の人もいます。 要するに公務員試験は、「合格する術」というか「テクニック」さえ身に付けておけば入れるようになっていて、その成績だけで入庁してくるので困るわけです。 そこそこ頭の回転が早くて試験のテクニックさえあれば何とかなる世界ですから、その後の仕事に対して、どう向き合おうがめったに解雇されません。 そういう「ぬるま湯体質」「仕事の割に手厚い処遇」を求めて試験を受けるような人は、まさに“なんちゃって合格”という気がします。
お礼
ありがとうございました。 たしか市川市とか都のキャリア採用はそうでしたよね。 そうですよね。でも採用される者の年齢によるのだと思います。 ある程度の社会人経験のある人を採用する前提の試験では、 なんちゃってはまずいないはずです。 一方で、逆に、社会人経験のない人を前提とした試験では、 何だかよくわからない試験問題で 選抜されているようにも思います。 (大学入試のセンター試験も、 クイズまがいの変な問題がありますよね?) 試験勉強の知識と実務で使う知識が全然違うじゃないか、 と感じる人もしばしばいるらしいです。 この辺りは難しい問題ですよね。 もっとも最近は面接重視になっていますから(特に地方公務員)、 そういう問題は昔ほどないようにも思えます。 学力試験と口述試験の配点割合も 自治体によってバラバラなようですけど。 (でも公務員試験によくでる数的処理は なんちゃってではまず高得点できないと思いますけど。) 見ていると色々な人がいますね。 新卒採用であれば学力試験は、 なんちゃってだろうが何だろうが、 通ればそれなりの事務処理能力があると考えて 採用に結びつけるというのは 無難な人を選ぶという意味では効率的で 間違いではないと思いますけど。 (だけど何か変だなという印象は受けますね。) あと、社会保険労務士なんかも、 試験科目にはない「国民健康保険法」が (国保は一般常識科目で出る程度) 実務ではかなり役に立つと言っていた人もいました。 試験自体は、たまにものすごい奇問が出ているようです。 それよりもこの試験、受験資格の規定が非常に事細かく、 「一体何のために?!」と不思議な印象を受けます。 まぁ実際には、大抵どんな職種でも、 本当に真面目に仕事している人は、 実務をこなしながら実務で使う知識を 試験の知識とは全く独立して勉強していると思います。 マークシート系の試験って、変なのが多いですよね。 重箱の隅をつつくような妙な問題があって、 それこそ小手先のテクニックや マニア的知識で解くような感じで。 採点事務の都合でしょうかね。 その点、簿記は記述なので良い試験だと思います。 (受験料安いし。) それでも、その簿記とて、 学問(試験)と実務はだいぶ違いますけどね。 学力的な力を図る試験に上乗せして、 (面接以外にも)何かプラスアルファになる試験があれば、 どの試験もいい試験になりそうな気はしますが。
補足
ちなみに音楽演奏の技術でも 似たようなこと(なんちゃっての恐しさ)が 当てはまる場合があると言っていた人がいました。 逆にスポーツではあまりそういう話は聞きませんね。 公務員組織がぬるま湯で厚遇とよく言われたりしますが、 実際には場所によりけりではないでしょうか? 桁違いにすごく大変な場所もあるようですが、 大変な部署にいる人とそうでない人、 成果を上げる人とそうでない人、 両者で見返り(給与や昇進の早さ)があまり変わらないのも 公務員組織の特徴かもしれませんね。