「遺憾」…このうさん臭い言葉
政治家(政治屋?)や企業トップ等の常套句として、
何か不祥事があると決まって「~遺憾に…」という
表現を使いますね。
なんだか意味がよく分からないので辞書を見ますと
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(名・形動)[文]ナリ
思っているようにならなくて心残りであること。残念な、そのさま。
「このような結果になりまことに―に存じます」
「―の意を表する」「―なきを期する」「―千万(せんばん)」
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と出ています。
大抵は不祥事を起こしたことに対して、「ごめんなさい!」と
いう感じで使うんだと思いますが、この言葉を使うと
「素直に」ごめんなさいにならずに、なんだか他人事の
ようになり、責任の所在を曖昧にしてしまうような感じを
受けますよね。
政治家(屋)や企業トップの方々はなぜこのような
「ヘンな言葉」を好んで使うのでしょうか?
なぜ私がこのような質問をするかというと、この言葉は
「一般市民」の言葉ではない、と思うからです。
もし、この言葉を「一般市民」が多用したらどうなるでしょうか?
例を挙げてみましょう…。
小学生のたけし君は学校でふざけていて、窓ガラスを
割ってしまいました。それを見ていた先生が注意をすると、
たけし君は、
「…大変遺憾です…」
「何をフザケとるんじゃ~!」
とボコボコに殴られそうな気がしますよね…(^^;
まあ、ヘンな例えではありますが、一般市民でこの言葉を使う人、
若しくはこの言葉が好きだ、という人がいたとしたら、相当ヘンな
人ですよね…(^^;
という訳で、政治関係者、企業関係者がこの「ヘンな言葉」を好んで
使う理由を分かりやすく説明して頂ける方、よろしくお願い致します。
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お礼
自称がポイントでございましょうか。 ご回答ありがとうございました。