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火事で煙に追われている時に・・・?
ビルや商業施設で火事になって屋内階段を逃げるときにですが・・・ 煙がどんどん迫ってきてついに煙の中に入ってしまいました。 姿勢を低くして口にハンカチをあてがっていますが・・・ 階段の隙間、ステップの一番奥に空気は残っているのでしょうか?
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火事の場合、激しい対流が起きます。 対流とは、温度の差がある時に、同じ温度になろうとして、空気や水などの流体が動くことです。 空気の場合、天井に向かって熱い空気が登り、冷たい空気が下がるという循環になるのはご存知だと思います。 この時、空気の性質上、対流のおきにくい場所ができます。床面から概ね30cmぐらいの高さです。空気の対流が起きにくいので、煙も下がってきにくいのです。 これが、姿勢を低くする根拠です。 階段の場合は、平らな床面から30cmの場所はあまりありません。唯一の場所が段々の角面(ステップの一番奥)で、ここは煙の混じっていない空気が残っていやすいのです。 消防法により、階段室は扉で仕切られいることになっていますが、実際にはストッパーをつけて開放状態になっているところも少なくありません。 サバイバルを考えれば、階段のステップの奥に空気が残っていることを知っているだけで、生き残れるかもしれません。
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- pasocom
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1)「ビルや商業施設」であれば、階段には必ず防火扉というものが設置されており火事の際にはこれが閉じます。従って階段室の中に煙が入り込むことはありません。 2)万一、階段室の中に少量の煙が流入したとして、煙は熱いので上に昇ります。従って階段を下に逃げる限り「煙に追いつかれる」ということはありません。この意味でも階段は必ず下に避難すべきです。屋上に向かって避難してはいけません。 3)これらを無視して質問を議論すれば、階段のステップであろうが、どの部分であろうが空気は残っています。煙が階段の踏み面などに張り付くことはあり得ないので。 4)「姿勢を低くして口にハンカチをあてがっていますが・・」。これは平らなフロアでの避難姿勢。上に述べたように階段室に入ってしまえば、このような姿勢を取る必要はありません。下に向かって逃げるだけです。
お礼
pasocom様のおっしゃる通りで実際は防火戸、防火扉が締り火災の現場階以外は 煙の流入は最小限のはずですね。また当然の事ながら煙は下から上に流れるので 上階ではなく下階に避難は鉄則ですよね。ありがとうございました。 今回の質問では、無理やりに(設定が悪いけど)質問してみました。 そういう質問をしているうちに北海道でJRの事故が発生しました。 トンネル内で相当な煙が発生していたようですね。車掌や運転士の避難誘導が なかったようで「乗客の自主避難」だったようです。煙の性質とか空気のありかを 知っておくことはいざというときに役にたちますよね。回答ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございました。現実的な話ですが、通常は、普通は防火戸や防火扉が 締まるはずだから・・・と考えますよね。でも実際は荷物に阻まれて締りきらないとか 実際の火事現場では想定外の事が沢山おこると思われます。 韓国の地下鉄火災事件(事故?)では車掌のアナウンスを信じてしまい多くの乗客が 煙に巻かれて死亡したようですね。今回のJR北海道の事故も紙一重で死亡者が 発生していたと思います。運転司令が「やむを得ず避難指示を出した」らしいですから。 あまりにも非常事態への備えがなさすぎる実態が判明しました。 階段を逃げる場合に空気が角面の一番奥に残っている可能性がある!ということを 知っているだけでもずいぶん違う気がします。