右翼って？

質問

右翼ってなに？左翼はなんとなくわかるんだけど。戦前の天皇制を奉じるひと？民主主義をとなえるひと？戦争賛成？それとも反対？アメリカは敵？（原爆まで落として・・）でも日米安全保障条約?実際のほほんと暮らしてるのがいいとは思われない昨今ですけど。天皇制を否定する気はありません。だって尊敬できる方々ですから。おかげでいにしえより、現在まで、日
本が続いているのだと思っていますから。でもどうして2発もの核兵器を落とした国に追従しているの？身近な脅威があるからですか？（拉致とか。）9条とか、日本が間違いなくと世にほこれる"憲法”なのに（たとえアメリカの、お仕着せでも）。・・それと、なぜ小泉サンちのすぐそばに、右翼の建物や、街宣車がいるの？（買い物に行くときいつも目にします。）いいたいことがあるから？それともほかになにか？・・・賛成、とか、反対、とかいうことよりも、何かスジが通ってないような・・・。ちなみに私の祖父は、職業軍人で、もうひとりの祖父は、引揚者で、戦後の苦労は並大抵ではなかったのです。・・・とにかく右翼のめさすものは、なんでしょう？

回答No.1

fujishiro · ベストアンサー

右翼といっても千差万別です。左翼にも多くの団体があり、団体ごとに主張が違う様に、右翼だって多くの団体がさまざまな主張をしている様です。
無理に共通項をあげるなら、日本民族による、日本民族のための、日本民族の国家を作ることを目的としていることでしょうか。

対アメリカに対しても対等のパートナーシップを結ぶべきだという意見から、脱却すべき、あるいは敵だという意見までさまざまです。
天皇についても現在のままという意見もありますし、戦前に戻すべきとか、江戸時代のようなものが良いとか、本当にいろいろあります。さすがにつぶせという右翼は聞いたことがありませんが。
憲法に関しては「日本の手による」ところが抜けていますので、仮にまったく同じものが出来るとしても日本人の手によって作りなおさなければ気がすまないのでしょう。ただ、日本人による独立国家を作ろうと思えば、専守防衛の権利ぐらいは明記するべきだと考えるのが普通だと思いますし、多くの右翼は「軍」にこだわっているでしょう。別に好戦的なわけじゃありません。（好戦的はのもいますが）スイスだって自前の軍隊は持ってますからね。

ただ、明確に論理を持ってない人達もいるようで、そのような人達は…。
また、お金の面からも…。
さらにはその背後関係が…。
ごにょごにょ…。ということも多く、単純に理想が行動に結びついているとは考えない方が良いでしょう。このあたりは左翼も同じですが。

お礼

回答、ありがとうございます。よくわかりました。
が、わかればわかるほど、わからなくなって
きました。自分はウヨクでも、サヨクでも
ありませんが、けっしてカゲキ思想の持ち主でもありませんが、いろいろ社会について考えることが
多くなっている昨今です。お礼がおそくなって、
すみませんでした。

回答No.2

taroimo_hasami

定義上は、国家主義や民族主義などの思想を信奉する団体、組織、及び個人を指していいます。
　思想的には、単純に言ってしまえば戦前の社会をよしとする人達です。そもそも、右翼思想と言うのは、国学を基礎にして作られたもので、日本国家の理想像を平安時代に求める人達です。
　小泉さんは森派で、森派といえば右翼団体幹部と会食しているところを写真誌に撮られた某議員が所属しています。また、森・元首相は神の国発言などそちらよりの発言を多々していますし。
　日本が米国に追従する理由は二つです。一つは経済的に密接に繋がりすぎて離れるに離れない関係になってしまっていること、もう一つは軍事的に米国に依存しきっていて独自に国防を展開できないこと。後者については、戦後、日本は西側陣営についていたため、近隣諸国である中国やソ連と軍事的に緊張状態が続いていたので米国を頼らざるを得なかったという事情があります。また、日本には核兵器がないため、米国の核の傘に頼らざるを得ない現状があります。要するに核抑止論ですね。右翼の人達の中に核武装論を展開する人達がいるのは、米国から独立した国防を展開することを目的として、です。また、軍事的独立が実質的に米国追従の脱却と深く関わっていることも事実です。
　核兵器を持たずとも米国追従脱却は可能だと思いますし、そういう方向で模索すべきだとも思うのですが、日本にはそういう勢力がないような状態ですし、また、そうすれば米国に潰されるのがおちでしょう。もし、米国が日本経済を潰す気になれば、出来ないことではありませんので。

お礼

早々と回答くださり、ありがとうごさいました。
すぐに拝見させていただいたのですが、
自分の中で、なかなか消化しきれすにおりました。
No.１のかたと同様、よくわかりました、なのですが、
なお謎がふかまりました。（右翼、について。）
さらに実は左翼についても、よくわかっていないこと
も、自覚しました。