- ベストアンサー
闘病生活を送る母に読ませたい推理小説ありますか?
こんにちは、福岡に住む会社員(31)です。 現在、家族3人で暮らしてます。 母(62)は入院中ですが2日前に癌の宣告を受けました。 すい臓癌で余命3ヶ月とのこと。本人はまだ知りません。 4日後に本人に主治医の先生と立ち会って話をする予定です。 聞いた帰りにはジョイフルで父と2人して嗚咽してました。 でも精一杯励まして回復を祈りきろうということで、今は 前向きに考えて自分たちにできる最高のことをしたいと 思ってます。 昨日、会社の帰りに病院に寄りいつもと変わらない風に 母と話をしてたところ、推理小説があればもってきてほしい、 といわれました。 (入院前より顔色は良く、僕と話すのを楽しそうにしてました、現在痛み等はない様子) 無趣味でまじめな母ですが、美空ひばりの唄やTVの ミステリものを観るのは好きなんです。 私も学生の頃はエラリークインやアガサクリスティを 何冊か読みましたが日本人作家のものはほとんど知りません。 母としては何でもいいから持ってきて、という感じだと思うのですが、 私としましては、気晴らしの読書とはいえその世界に入り込んでいくものですから できれば質のいいものを読ませたいんです。 できれば読後に憂鬱にならないようなものがいいです。 もし詳しい方で、「これはおすすめ」というものがありましたら 教えて下さいませ。もちろん参考程度でもかまいません。 美空ひばりが好きなわりにCDを1枚も持っていないので さっきアマゾンでベスト盤(50曲入)を注文しました。 これから闘病生活を送る母に、毎日の楽しみを少しでも増やしてやりたいです。 どうかよろしくお願いします。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんばんは。 お母様の年齢や状況を鑑みて、是非読んで頂きたい推理小説が頭の中に浮かんできました。 歌野晶午さんの「葉桜の季節に君を想うということ」という本です。 読み終わったあと、意外なオチに「えっ!?」と思い、同時に元気を出してもらえると思います。 是非一度、読んでいただいてください。 読みやすいので、あっと言う間に読み終えてしまうかも。 でも、夢中になって夜更かしされると困りますね。 どうぞ、看病にご無理をなされませんよう。
その他の回答 (4)
- huyou_77
- ベストアンサー率22% (308/1368)
お母様の闘病生活において、多少なりとも潤いになればよろしいのですが・・・・ 風見潤さんの「幽霊事件」「京都探偵局」シリーズはいかがですか。講談社のティーンズ文庫から出ているため、最初は手に取りにくいかもしれませんが、後味のすっきりした作品が多いので、お薦めです。 主人公が旅先で事件に遭遇するという意味でも、気分転換になるのではないでしょうか? シリーズトータルで、60冊ほどあるためしばらく読む物に困らないと言う部分でも良いと思います。(新刊で全てはそろえられないので、古本屋さんや図書館で探した方がいいかもしれません。) シリーズ物ですが、基本的に一話完結ですので、順番はそれほど気にされなくても大丈夫です。 また、新本格と呼ばれるジャンルの作品も、質が良いと思います。このジャンルの代表的な作家は、綾辻行人さんですが、太田忠司さんも私のお薦めです。 綾辻行人さんですと、代表作は「館」シリーズですが、これだとチョット重いかもしれません。トリックやどんでん返しという面ではとても面白いです。 それよりは、「殺人方程式」シリーズの方が、さらりと読めると思います。 太田忠司さんの作品ですと、「狩野少年」シリーズが、ほのぼのしていてとてもお薦めです。チョット、ノスタルジックな世界観で書かれていますし、登場するキャラクターも優しい感じです。 また短篇集ですが、「ミステリなふたり」も、自宅での甘甘さがいい感じだと思います。 もう少し本格的な物と言うことであれば、同じ作家の「霞田兄妹」シリーズもお薦めできます。後味の良さを求めるのであれば、男爵こと桐原が登場する作品はさけた方が無難かもしれません。彼が介入すると、後味が・・・その介入をうまく避ける、探偵役の霞田志郎がかっこいいんですけれどね。 以上、参考にしてくださいね、それではお体をご自愛のほどを・・・これで失礼させていただきます。
お礼
こんにちは、有難うございます。 さまざまなミステリー作家のご紹介有難うございます。 そういえば、松本清張の「点と線」「砂の器」を読んだといってました。 本格派は好きだと思いますから、新本格というのは面白そうですね。 綾辻行人さんと太田忠司さんの本を探してみます。 さらに本格的という「霞田兄妹」も要チェックですね。 これで本の面白さにはまっていけば、いろいろ要求がでてくるかもしれませんね。 アドバイスごご激励有難うございました。
- Reffy
- ベストアンサー率32% (1317/4014)
はっきり期限を切られてしまうと辛いですね。私の義母もそうでした。血液癌でしたが、初めて挨拶に言ったときにはもうかなり貧血で…、でも結婚式には出席してくれました。医師の3ヶ月宣告を受けたのは夏休みでしたが、頑張って年を越してくれました。色々なケースがあるから、がんばってお母さんを見守ってあげてくださいね。そして、お父さんのこともいたわって上げて下さいね。 さて、ご希望の推理小説ですが…私は宮部みゆきさんのものをお勧めします。推理、と時代もののミックスのような作品が多いですが、本当に読ませる文章を書かれる方だと思います。和物でよいならお勧めします。
お礼
こんばんわ、有難うございます。 ええ、期限をいわれるのはショックですが、今元気な母にそれを伝えたら どうなるかと・・・気丈なんですが、私がマイナス思考ではだめですよね。 そうですか、、Reffyさんのお母さんも私の母と同じだったのですね・・・ おすすめの宮部みゆきさんの本、読ませる文章というのはいいですね。 ぐいぐい引き込ませる本は時間を忘れさせてくれますよね。 まさに推理と時代物をミックスしたようなTVサスペンスが好きですので、 きっと気に入ると思います。 いろいろな方に紹介していただき、沢山もっていったらびっくりするかもしれませんね。 今回ここでみなさんに紹介していただいた本はぜひ購入して全部持っていきます。 楽しみが少しでも増えてくれるとありがたいです。 アドバイスとお気遣い、本当にありがとうございました。
- buritora
- ベストアンサー率36% (126/342)
こんばんは。 私と同級生ですね! 私も最近、 「母はいつまでも元気で生きていてくれるとは限らない」 と思い知る出来事があり、あなたにシンパシィ感じてしまいました。 ので!ぜひぜひおススメの推理小説を紹介したいと思うに至りました!明るく紹介します! 講談社文庫から上・下巻で出ている、真保裕一さんという作家の書いた『奪取』。 ニセ札を作る主人公の話なんですが、涙あり笑いあり(でもサスペンスなんです)、ハラハラします、応援したくなります! 読み出したら止まりませんでした、私は。 読後さわやかです。希望の光がひと筋射した、というカンジのラストで。 96年に単行本発売の作品です。 ちなみに、日本推理作家協会賞と山本周五郎賞をW受賞してます!(太鼓判!) ちなみにのちなみに、いまクロネコブックサービスは送料無料ですよ~。 あなたも余生を生きるつもりで、気をしっかり持って誠実に毎日を生きてください。 家族と、お母さんと一緒に。
お礼
こんばんわ。 そうですか、同級生ですか。月日の経過は早いものです・・・ お母さん元気ですか?最近何かあったんですか? こんな事が起きると本当に世の中で大事なことは何なのか よくわかります。 元気なうちにいっぱい孝行してあげてくださいね。 涙あり、笑いありで読後爽やかな『奪取』(上・下)という本、必ず買って渡します。 とてもいい感じの、まさに私が探しているような内容の書籍です。 送料無料でしたらネットで購入した方がいいですね。 誠実であることって、本当に難しいです・・・。 お気遣いいただき、ありがとうございました。頑張ります。
- nenoneno
- ベストアンサー率15% (13/86)
こんばんわ。 パーネル・ホールなどいかがでしょうか? 少し抜けた3枚目の探偵(素人)と部長刑事とのやりとりが好きです。 読後もハッピーエンドとまでは行かないですが、ほのぼのとした気持ちになります。 私は日本で発表された6作目「陪審員はつらい」(Juror)が好きです。 早川書房から発売されています。ISBN4-15-077806-X お母様が良い時間を過ごせますように・・・
お礼
ありがとうございます。 パーネルホールですか。なかなかほのぼのした内容の 推理小説も珍しいかもしれませんね。 6作目の「陪審員はつらい」、探してみたいと思います。 お気遣い心から感謝します。有難うございました。
お礼
こんばんわ、ありがとうございます。 私の投稿を見て閃かれた「葉桜の季節に…」、推理小説にも 読みやすく元気になるものがあるのですね。 ぜひ読ませてみたいです。買って渡したいと思います。 夜更かしするぐらい元気になってくれるといいのですが・・・。 お気遣いくださり、ありがとうございました。