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花,球根の成り立ち
とある参考書には「花は葉・茎の変わったものです。」とか「球根は根・茎・葉が変化して出来ています。」とか書かれてありました。 しかし、花や球根はどうみても根・茎・葉とは全然違うのですが、一体どのように変形したら花や球根になるのでしょうか? また、その参考書には「花は根の変わったもの」とは書かれていないのですが、花は球根と違って根から変化する事は無いのでしょうか?
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「花は葉・茎の変わったものです。」とは書いてないはずです。 花、球根には色々あるので、ごく簡単な説明をすると、 ●「花は、葉が変化してできた」、「葉は茎が変化してできた」ではないですか。 1.遠い昔の植物は茎と根の区別はありません。現在のソウ(藻)類がその形を残しています。 2.最初の進化は茎と根の区別ができたことです。 3.枝分かれした茎の一部が平たくなったのが葉です。広い面積の葉を持った植物は光合成能力が高く、そうでない植物との競争に勝つことができます。 4.光合成に余裕ができると、生殖器官も大きくなることができます。花を構成する部品のおしべ、めしべ、花弁などは、葉が変化したものです。 そのような変化の証拠を示す植物があります。例えば、園芸植物のナギイカダや山に生えているハナイカダの花はを見てください。葉の真ん中に花がついていて、「葉は茎が変形したもの」ということがよく分かります。 サクラの園芸品種によく見られるものに、おしべが1枚の葉っぱのようになる品種があります。これは、「先祖帰り」といって、ついうっかり、昔の姿に戻ってしまったものです。 ● 「球根」については、色々な球根があり、単に根の一部が大きくふくらんだ場合もあります。 タマネギやチューリップの「球根」を縦に切って見てください。茎と葉から出来ていて、根は別にあることがわかります。
お礼
再度参考書を見てみましたが、やはり「花は葉・茎の変わったものです。」と書いてありました。 もしかして茎→葉,葉→花だから茎→花としたのだろうか? 球根は根・茎・葉が変化したもので間違いないのですね。 回答有難うございました。