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ベースのネック接合方法と音の特徴
- ベースのネック接合方法について詳しく教えてください。
- ギターと同じく、ベースのネック接合方法によって音が変わるのでしょうか。
- ベースのネック接合方法ごとの音の特徴を教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
ネックの接続方法による音の違いですが、やはり若干変わります。 一般的に… ・スルーネックはサスティーンに優れています。 ・セットネックもサスティーンに優れています (スルーネックはネックが本体側まで伸びた形状ですが、セットネックの場合はネックと本体はジョイント部分のみで結合します。どちらも接着方式ですから同じ傾向のようですね) ・ボルトオン(デタッチャブル)はクリアで立ち上がりが早いと言われています。 と、傾向はおそらくギターと変わらないですね。 もちろん修理の際の手間暇も同じです(ボルトオンが一番手軽) ただ、例えばサスティーンに優れているという特徴に関して言えば、ミディアムスケールよりロングスケール、さらにはスーパーロングスケールの方がテンションが稼げる分だけ有利になるなど、別の要素でも差引きされます。 あとは弾き方が大きいですね。力強い弾き方だとそれだけサスティーンは短くなります。撫でるように弾く場合は古い弦で少しだるくなっていてもサスティーンを稼げます。 ボルトオンの場合もやはりプリアンプの傾向によっては立ち上がりの明瞭感がないベースもあります。アクティブよりパッシブの方が中・高域の密度が濃くてクリアなサウンドになりますし、ギターもそうですが弦高が高いとほの暗いサウンドになりがちですね。 あとはネックに使用する木材の種類や太さなども影響を与えますし、音抜けに関してはギターに比べて弦の影響が大きいような気もします。 (ギターはその音域からしても人間が聴きとりやすい音色なので) と様々な要因から最終的にベース本体がもつ性能が必ずしもネックのタイプと一致しない場合もあると思います。 そのため、ネックの接続方法に起因する音の特徴は傾向程度に捉えて、ご自身の求める音の傾向と一致しない場合は別の要素(機能的特徴)から、回避する一手を模索するのもありかもしれませんね。 ギタリスト出身ならきっとリードプレイもやりたくなると思う時が来るかもしれませんよ。 スルーネックでなくとも、ジョイント部分のヒールカットの有無やハイポジのさわり心地、フレット数などをチェックしておいても損はないかもしれません。 21フレットのボルトオンで最終フレット(21フレット)は確かに弾きづらいですが、24フレットモデルならボルトオンでも21フレット目を楽に弾けたりとフレット数に助けられることもあります。 ご参考になれば幸いです。
お礼
回答ありがとうございます。 本当に丁寧に答えていただいて助かりました!! やっぱ大体ギターと一緒なんですね(^_^