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リビア空爆安保理決議へのドイツの反対について

リビア空爆の安保理決議が先月出されましたが、なぜドイツは最後のほうまで反対していたのでしょうか? ロシアや中国の反対に関しては少し理解できるのですが、なぜドイツが?と思いました。 NATO内での政治や、国内政治などが絡んでるように思えるのですが、そこのところ少しでもこれではないかと思われる方お答えいただけないでしょうか? 併せて、NATO内での空爆の足並みが現在そろわないことの理由なども興味を持っており、みなさまのご意見いただけるとありがたいです。

みんなの回答

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.3

推測ですが、石油でしょう。 ドイツのリビアに対する石油利権が関係 していると推測します。 あのイラク戦争では、フランスが反対しましたが あれは明確に石油利権でした。 米国の軍事介入はフランスの石油利権を侵すこと になるので、反対したことが判っています。 国際関係の争いは、大概が資源や領土を巡るものです。 この傾向は20年戦争以後、顕著になりました。 湾岸戦争、イラク戦争、アフガン戦争は石油を争う戦いでした。 あの、EUなんかは、石炭を巡る国際紛争を 解決するために発足した組織でしょう。 人権だ、市民の生命が、なんてのはお題目に過ぎません。

Hurasuko
質問者

お礼

お礼の返答が遅れてしまいました。申し訳ありません。 最近ずっと書籍を当たって調べているのですが、確かにhekiyuさんのおっしゃるように人権や生命は今回の決議と行動に関しては建前としか言いようがない状態ですね。今回の決議に関して何より武力行使に関して必要な『国際の平和と安全に対する脅威』といった認定の部分が非常にぼやかされていること、そして米英仏のダブルスタンダードを感じざるを得ませんでした。 石油に関しても現在書籍等を当たって調べているのですが、リビアの石油はカダフィ大佐によってほぼ国有化されているということを考えると、英米仏の狙いは妥当カダフィとそれに伴う石油利権の獲得なのかもしれません。 しかし、ドイツに関して言えばリビアの対ドイツ輸出入はかなりの率を占めますが、リビア石油のつながりがなかなか見えてこないのでいまひとつまだ私の疑問は解決されない状況にあります。 貴重な解答ありがとうございました。

回答No.2

憶測ですが、諜報機関がしっかりしていると思います。世界情勢を把握しているのでしょう。

Hurasuko
質問者

お礼

確かに諜報機関の情報によって反対に残ってたという可能性は否定できないかもしれません。 回答ありがとうございます♪

  • rikukoro2
  • ベストアンサー率21% (1316/6195)
回答No.1

 これに関しては、情報があまり出てきておらず憶測の域になってしまいますが・・・ おそらく金銭面の問題だと思います。  現在ユーロ圏では地域による格差、特にスペインとアイルランド、ギリシャ、ポルトガルなんかは 多額の負債を抱えており、これに対し最も健全なドイツに頼っています。  米国も日本支援を理由(いい逃げの口実に)リビアからの撤退を表明しています。 ドイツとしてでもEUを支えるだけでもつらいのに『これ以上戦費なんか負担できるかっ!』と いうのが本音だと思います。

Hurasuko
質問者

お礼

確かに金銭面的な問題が一つにはあるように思えます。これは見逃しておりました。ドイツの反対には戦費の問題は大きいのですね。 ただ最後の最後まで反対したのには複合的な理由があるのかなと思いました。決議を棄権として通しても戦闘に参加しないという選択肢があったはずですし、むしろ一般的に非人道的、非民主的とされているリビア制裁に反対することは、ドイツにとって国際への風評を落とすリスクもあったように思えます。 素早い回答本当にありがとうございます><

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