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白アリ対策の医療経済的効果は?
我が家は築9年目。 5年目には「白アリ駆除」のチラシがよく来ましたが、最近は来なくなりました。 さて、白アリ駆除をしないと、30年後あるいは50年後何%の確率で白アリにやられるのですか? 具体的で信頼度の高い資料を教えてください。 5年ごとに白アリ駆除をしている家ってかなり少ないと思いますので、「理論的背景」を知るために質問させていただきました。 また日本経済の全体的な面から考えても、白アリ対策の「経済的な効果」は確認されているのでしょうか? 白アリ対策をした家は良いが、全体的な面からすると、日本経済にはマイナスということはないのでしょうか? 今医療界では、仮に一人の受診者には有用であっても全体としての有用性が経費面からも確認されないと「有用」とは捉えられなくなってきており、そんな流から、肺がん検診・胃がん検診・乳癌検診などへの批判がここ数年高まってきております。 以上、よろしくご回答下さい。
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ご質問の前半にある「白アリ駆除」というものはおそらく一般的な薬剤処理という意味だと思いますが、そうであるなら、5年ごとに行う必要はまったくありません。シロアリがいるかどうかが問題であって、いないところに処理しても意味がないからです。また、継続的な薬剤漬け状態は、床下生態系を破壊し、土壌を台無しにしてしまいます。 薬剤処理せずに30年後、50年後に被害にあう確率はまったく不明ですし、確立をデータであらわすことも意味がありません。それは生息状況だけでなく、家屋の構造にもよるからです。 ヤマトシロアリでもイエシロアリでも、暖かい床下で構造が侵入しやすい家屋だと、数年で被害が出ます。コロニーの大きさによっては、薬剤そのものの効果があっても突破されますし、イエシロアリでは薬剤処理した直後でも侵入することもあります。 逆に、シロアリが少ないか、床下生態系のバランスがよい昔ながらの家では、なにもしなくても、あるいは湿気がどれほど強くても、シロアリ被害に結びつかないこともあります。 しかし、広い意味でのシロアリ対策はどの家屋でも無条件に必要です。なぜなら、日本の土壌を支えるシロアリはほぼどこにでもいるからです。薬剤散布という意味ではなく、シロアリとのやり取りとしてのシロアリ対策は、古来から行われてきたし、いまも続いています。かつては床下を上げての一斉大掃除がやられていましたが、薬剤を使用するかどうかにかかわりなく、定期的に点検することがシロアリ対策の中心です。 シロアリ対策の経済的効果は、たとえば、阪神大震災などの大きな地震のたびに、各界の研究者によって地震被害とシロアリ被害や生物劣化の関係について資料が公表されています。これは木造家屋の維持という意味での経済効果です。 ご質問の「日本経済にはマイナス」という意味が良くわからないのですが、シロアリ対策が行われることで、家の建替えが減るからマイナスという意味なら、スクラップアンドビルドに「経済効果」を求めることになってしまいます。 シロアリ対策のあり方については私のHPをご覧ください。
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- zxcvbnm
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シロアリ駆除に関してですが、今現在の日本の住宅では駆除対策をしないとシロアリの被害にあう確立が高いとおもいます。日本ではヤマトシロアリとイエシロアリの2種類が多いのですがAKasama58さんが、何処に住んでいるかによってどっちのシロアリがいる地域か分かりませんが、もし心配するようでしたら専門業者に頼んで定期的(半年に1回位)に床下等の検査を受けた方がいいとおもいます。(個人業者よりは大きな業者に・・・私の家はキャッツと言う会社でやってもらいました)駆除後も最低、年に1回は定期点検にきてくれます。薬剤に関しても今は環境問題の関係で人体に影響するような薬剤は使用できなくなってます。
- 参考URL:
- http://www.cats.co.jp/
お礼
三重県在住です。 県庁所在地です。 周りに木はいっぱいあります。 昨年秋に自宅の庭の古木で白蟻を見かけたものですから気にしておりました。 今後ともよろしくご指導下さい。
補足
すみません。分かりにくい表現で。 「日本経済にはマイナス」という意味は、白蟻駆除費用の全体と、白蟻被害で家が崩壊することによって被る被害費用を天秤にかけて、白蟻駆除費用の方が少なければ、医療経済的効果ではなかった駆除社会的効果がありという考え方ができるのではないかと思います。少なくとも医学界ではそのような考え方が主流になってきております。 そのような意味で書かせていただきました。 コメント有り難うございました。今後ともよろしくお願いいたします。 ご紹介のHPは何故か開けませんでした。