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大学の長い休み

大学の休みはやたら長いですが理由はなんでしょうか? 教授が休みたいからですか?

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回答No.1

大学の教員です。 >教授が休みたいからですか? その通りです(笑)・・・と言いたいところですが、もちろん違います。 理由は、制度にあります。昔(といっても、30~40年くらい前まで)は、大学の授業というのは通年4単位というのが普通でした。半期2単位なんて、基礎科目(当時は一般教養と言っていた)のごく一部(体育など)で、「そんな程度で大学の学問が学べるわけがないだろう」というのが、普通の感覚だったわけです。 その時代、夏休みは「休み」ではなくて、膨大な課題やらレポート、場合によっては実地踏査やらが課せられ、9月になってそれを提出しなければならなかったのです。なにしろ通年の授業ですから、その課題を提出しないことには後半の授業に出席できなかったのです。今と違ってインターネットは無いから図書館に行く必要があるし、レポート類は全て手書きです。 ところが、大学進学率がここまで上がってくると、それではついてこられない学生が増えてきた。セメスター制という半期コマ切れの授業制度が導入されてきました。そうなると、従来の、本当は後半の授業に向けて課題をこなしたり予習・復習をしておくはずの期間=夏休み、が完全に「休み」になってしまうわけです。 しかし、現実には大学の夏休みはそれほど長くはありませんよ。だいたい7月いっぱいから8月の第一週くらいまでは授業をやっていますから、9月下旬に始まるとしても、小中学校の夏休みと(期間はずれているけれど)ほぼ同じ程度です。量(長さ)よりも「質」が変わったというべきでしょうね。

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