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福島原発3号炉の爆発
写真で見た感じ、貯水プールもぶっ壊れてるような気がするのですが・・・ 放水にどれだけの意味があるのかよくわかりません。 本当に水蒸気爆発ではなかったのですか? 映像では黒煙が上がってキノコ雲みたいになってましたけど。。。 客観的に、水蒸気爆発ではないと判断できる明確な理由がありましたらお教えください。
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はじめまして♪ 1号炉の爆発はコンクリートの外壁が奇麗に粉砕され、構造の柱などがミゴトと言える程奇麗に残りましたね。 3号炉は柱構造が吹き飛びはしませんでしたが、大きく変形しちゃっています。 きちんと調べると解る事ですが、1号と2~4号では発電規模が違う物です。(さらに5~6も違いますね。) 最初の1号路爆発の時点では、ネットであれこれ調べ回って、水蒸気爆発? 水素反応爆発? よく理解出来ていませんでした。 時間が経過し、さらにいろいろネット検索してみたところ、貯水プールがぶっ壊れて、水蒸気爆発していたら、チェリノブイリ原発事故と同様に10Km以内に入った人が高度被曝で死者が出ている程の高濃度放射線汚染にいたているはずです。 米軍が、今リビアへ攻撃中なのですが、それでも放水やいろんな場面で1台づつ機材を提供しているのは高濃度法鵜斜線領域で作業車等の被曝量データを得たいと言う意味も有るでしょう。 プールにヒビが入って漏水しているなら放水で水を入れる意味は無いのでは? と言う人も居ますが、水が無く成って1000°以上の高温に成ると現状とは桁違いの放射線が拡散してしまう可能性が有るので、放水によって冷やすのが第一段階でしょう。 放射線濃度が高いので、防護服等で対策しても近付いて作業出来る時間が非常に短く、今の所国の安全基準では内部へ入るには数分で退避などで、プールにヒビが有ったとしても補修が出来ない状態でしょう。 まぁ、漏れている量より、追加する量が大きければ、とりあえず間に合うので、そう言う状況もあり得るかもしれませんね。 東京電力の施設に東北電力から送電し、状況を確認するセンサーや表示機能が回復すれば、かなり詳細が確認出来るように成るでしょう。 私も東北なので、照明等を最小限にし、出来る範囲で節電しています。 水蒸気爆発は通常の気圧の場合、100°付近で沸騰しますが、桁違いの1000°等の瞬間的接触が無いとそのような急激変化による爆発は想定出来ません。 炉心暴走によるメルトダウン、それによる水蒸気爆発で圧力隔壁や炉心が吹っ飛び半径数キロに飛散したなら、すでに放水に行けない、(30分でも行った人は重度の健康被害で日数からすでに死者の報道が出ているはずでしょう。)ので、そのような最悪の事態は今の所全く発生していないと考えましょう。 一番危惧されるのは、圧力隔壁と内部が繋がっている減圧装置付近の破損が考えられる2号炉です。 外部に出てはイケナイはずの放射線をまき散らす状況ですし、火災でコンクリート外壁がボロボロに成った4号炉もまだまだ心配です。 放送や報道の開設者等はいろんな事を言っていますが、日本は原爆や水爆の過去の被害は有っても、低レベル放射線による長期的健康被害は前世紀の国外資料に頼るしか有りませんので、不安が大きく、憶測や風評等がかなり多いようです。 放射線量が自然界の通常値から100倍に成れば健康被害を言う人も居ますが、いろいろ調べてみますと、長期的にガンの発生率が0.001%増えるとか、、今の20歳の人がこれから50年間にガンになる可能性は40~50%と言われている段階で、誤差にも満たない数値(しかも数十年前の国外で誰かが提唱した数値)を元にあれこれ議論しても始まりませんね。 すでに、ドイツの学者(個人)が、11日から15日までの原発状況と気象状況から放射線物質の飛散状況をシミュレーションした物がネット上に出ています。 信憑性の裏付けは私の検索結果からまだ無いのですが、風向きでの変化で一時期(半日から数時間)関東圏へ流れたようです。 (おおむね、海外での飛行機到着で検査したり、今回の牛乳やほうれん草、タイミング的に合いそうな気もしますが、、) 今日の夕方から、小雨です、放射能濃度が高い雨粒でしょう。思わず空を見上げたら右の眼球に雫が、、、 それ以前に「味」がちょっと変わっているビールの方が気になります。 酒屋さんで入荷が無いからと、奥から出して来た缶ビール、底の表示を視たら2009製造で2010で賞味期限切れてる~。 冷蔵庫じゃなくて奥の棚から出て来た物ですから、味やふうみはガッカリです。買ってしまったからしかたがない(苦笑) おっとぉ、話題がそれちゃいましたゴメンナサイ。 とにかく、建造物から数十メートルまで近付いて作業が可能な現状から、炉心融解からの水蒸気爆発による炉心粉砕拡散と言う最悪状況は無いでしょう。 一応、過去の例から人間の放射線による致死量は7シーベルト、ミリ単位なら7000ミリシーベルト、マイクロ単位なら7000000マイクロシーベルトと言われます。 国内報道は1時間その場に居た時の量ですから、1000マイクロの場所に6分なら100μの数値ですよ。 あ、文字数が尽きた
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- tstone
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回答ににならないかもしれませんが やはり水蒸気+水素による爆発と認識してよろしいかと思います。 厚いコンクリートを突き破って数百メートル上空に黒煙が上がった 翌15日に関東や東北の放射線が急上昇した MP資料から一部は北西へ降灰した可能性が高い(飛んでいないなら何が降ったか?) ヘリコプターが近づけないほどの放射線が空に向かって出ていた 地上では放射線の強い塊が散乱して作業員が近づくのに時間がかかった(?) など 24日に作業員がベータ線熱傷を負ったようです。 危ないところに下請けの作業員をくるぶしの高さのブーツという 軽装備で行かせるとは呆れて物が言えません。 もはや東電の数値も信用しないのが賢明ではないでしょうか? ただ私は原発は日本を支えてきたと思ってますし、これのおかげで 良い生活を送ってきたと思っています。日本の発展のために福島東部が 犠牲になってしまったのは悲しい限りですが。
大きく壊れているように見えますが、原子炉建屋の多くの部分が壊れている訳ではなく、壊れているのは貯水されて居るプールより上の屋根周辺だけです。 解説は、朝日品分の記事があります。 http://www.asahi.com/national/gallery_e/view_photo.html?national-pg/0319/TKY201103180628.jpg 格納容器などが収められているコンクリートの構造物は、地面よりに多くの部分があり、上の方だけが出ているだけなんですよ。 建屋は、今むき出しになっている様な、鉄骨で作られて、コンクリートパネルを張っただけの様な構造ではありませんからね。 建設中の原子力発電所に入った事があります。 仕事の関係ですけどね。 まだ、原子炉圧力容器は入って居ませんでしたが、原子炉格納容器の中には入ってきました。 圧力調整プールの脇から圧力調整プールに入り、そこから格納容器に接続されているパイプの中を通って格納容器本体の中へ。 結構背が高かったですね。 格納容器や圧力容器が破損して居れば、とても近づく事は出来ないでしょう。 それに実は圧力容器の上部位が壊れてくれた方が、冷却するのは楽でしょう。 圧力容器に圧力があるから、原子炉内への水の注入がしにくく水位が上げられないのですからね。 破損してくれれば大気圧になりますから、いとも簡単に水は押し込めるんです。 圧力があるから100度以上でも水が沸騰しなくても住む、でも、簡単に圧力を下げると中の水が沸騰して水位が下がってしまうから圧力も下げられない。 高温の水がうまく循環させられれば、どんどん温度は下げられるのに。と言うジレンマに陥っている状態だと思います。 なので、循環ポンプを動かそうと必死になっている訳ですからね。 水蒸気爆発と言うのは、容器の破損と言う事を言いたいのでしょうが、そうなって居れば、容器内は大気圧ですので、いくらでも簡単に水が送りこめるようになっているはずです。 大気圧になって居ない(容器が破損して居ない)から、水位を上げられないと言う事だと思いますよ。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。 水蒸気爆発だったら、あの規模では済まない、放射線量ももっと多いってことですね。 良く分かりました。