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1日運休でもかなりのデメリット?
- 巨大地震発生後、列車の運休に疑問が残りました。
- 運休することで安全性を確保するか、乗客を乗せるかのジレンマ。
- 運休のメリットとデメリットについて考えてみました。
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちは、鉄道会社で電車運転士をしております。 >安全性も大事だが、なるべく多くの乗客を乗せるために運休というのは大きな地震が起きた直後でも出したくないという考えであるのかどうかお願いします。 動かす・止めるは、運輸司令や本社の運行部門、また、事象によっては取締役といった幹部の判断からになり、一概に「こういうもの」と言い切れるものではありません。 今回のご質問の内容の意図が、イマイチ読み切れないのですが、 確認し、安全性に問題がないのならば、動かすのが基本です。 動かさなければ、先の大震災でもありましたが、「帰宅難民」が多数発生してしまいます。 電力が足りない、設備が破損して動かせないのならばしょうがないのですが、安全確認が取れて動かせられるのでしたら動かさないと、違う問題が発生してしまいます。 端的に言うと、理由がないのに止める必要は無いのですが、質問者様は如何思いますか? 電車を止める、又は減便するとなると、当然1列車あたりの乗車率は上がります。 乗り切れずホームに利用客が溢れかえる事態も。 ホームに利用客が溢れかえる、それが危ない状態だと想像できると思います。 改札規制を掛けて溢れないようにする事は出来ますが、電車の輸送力を上回る程の利用客が来れば、職員だけでは対応しきれない場面も出てくるでしょう(例:案内が不十分だという苦情も、こういう事態から) そして、 >2日目なので大きな余震も高い確率で来るので2日目も運休したほうが安全ではないか。 (巨大地震発生から約3日目までは特に警戒と聞いたことある) 実際に、その巨大地震発生から約3日までは特に警戒も何も、3日に限らずしばらくは注意が必要です。その3日の根拠がありません。 現に、昨日でも余震はありました。 >そんな無理に運行すると地震があった時に大変になることと、 それを言い出したら、大震災当日はどうなんでしょうか? 鉄道各社では、既に緊急地震速報を受報する設備があり、 S波が来る前に緊急停止を指示しています。 今回の大震災でも機能しています。 また、東海地震では体積歪計やGPSなどの観測機器を集中して設置することで世界でも例を見ない警戒宣言を軸とした短期直前予知を前提とした地震対策が出来ています。 また、各鉄道会社の橋梁やトンネルでは落橋や崩落防止の工事を行っています。 動かさないのは確かに安全なのですが、止める理由が無いのに動かさないのは違います。