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買占めの諸悪の根源は?
東北地方太平洋沖地震の被災者の皆さんには、お見舞い申し上げます。 ところで、報道によると被災地からかなり離れた地域でカップ麺や日用品などの買占め問題があがっています。 ●道路事情や運送業者などの都合で配送する手立てがない ●個人的な調達では限界がありすぎる ●現場では物不足は深刻だが、使途の広い募金をしてほしい ・・・ということは、報道でも繰り返していっているはずです。それでも、個人単位でカップ麺やら日用品やらを買い集めて、被災地へ送ろうとする 勘違い は何が原因でしょうか?
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比べ物にはなりませんが、神戸の震災のときも同じようなことが起こっていますよ。 神戸のときは、被災地区が割りと徒歩圏内だったので、近くに住む方が持てるだけの物資を持って徒歩で被災地に入っていましたよね。今回は千葉東部から青森までの太平洋側が被災地ですが、同じ行動をしようとしているようです。つまり、さんざん買い込んで荷造りが終わった後で届ける手段がないことに気づいてあわてている、もしくは何とか自分で行こうとして交通手段を探しているようです。助ける側が動けないことを気づくまでに相当の時間がかかったみたいで、「いまさら」的な問い合わせがたくさん入っているのが解ると思います。 また、パニックの原因が東京を襲った地震の大きさ。震度5強でしたよね。最近の都会では防災意識は持っていない住人が大半です。今回の地震で急に防災意識が高まって急遽「もしも」に備えようと考えた方は少なくないでしょう。今まで(阪神淡路大震災の時を含む)対岸の火事的な考えで東京だけは大丈夫みたいな神話を信じていた人が買い占めて「自分だけは(自分たちだけは)備えよう」としているため、保存可能な食品や燃料の購入に走ったためにこのような事態を招いています。 半年もすれば買い占めた食料もなくなり、防災意識も薄れて対岸の火事も収まったと忘れていくでしょうね。政府も自治体も想定して訓練をしていたにもかかわらず、いざ本番で想定をはるかに超える事態が発生したことで「慌てて」すべての事態に後手に回った結果が、原発や燃料、食料にいたるまでのどたばた騒動につながっています。海外で幾つも想定を超える災害が発生していても所詮は他国の出来事で済ませてきた人たちです。自分や家族、親戚に被害が及ばなかったから訓練にも身が入らず、行事的な訓練を延々と繰り返してきた結果だと思っています。 気仙沼の大火災も訓練では「大規模火災への対応でヘリでの消火」となっていましたが、今回は機能していません。理由は「地上の被災者への配慮」ですが、実際は指揮、命令系統の不備です。 その証拠が初動体制での「遅れ」です。 書けばきりが無いですが、いかに個人レベルでの防災意識が無いかが暴露された事例だと思っています。
- piscadela
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個人による買い占めは、一つには被災地への支援ではなく、今後の自分の地域への供給不足を懸念してのものだと思います。 もう一つは、各団体で物資を募っていますが、そこのメンバーが社交辞令で団体に物資を提供するために、買い集めているようです。 毎日テレビ報道を見ているにもかかわらず、正しい支援につながらないのが情けなくもあり悲しくもありますね。
- comattania
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買い占めに走らせる最大の原因は、マスコミです。嫌が応にも、不安感を掻き立てる報道に、視聴者の理性は一挙に打ち砕かれます。行列を作る車を見たら、給油に走るのは当たりまえ。バスケット一杯の飲食物を見れば、誰もがお店に殺到します。 現地への応援物資の発送は、個人じゃなく自治体が行いますから、個人は現金の寄付に限られるべきです。 目いっぱい買い込んだものを、個人が、どうやって被災地へ送れるんですか?道路も寸断されてるそうだから、個人での応援は、見え透いた大嘘と私は思う。