福島第一原発で大事故を生じ第二原発で停止した理由
福島第一原子力発電所の1~4号機では「核分裂連鎖反応の停止」に成功しましたが、「東北電力から供給されていた電源が途絶え、津波が非常用電源のディーゼル発電機を破壊し、バッテリー電源が8時間で放電し切ったため「核燃料の冷却」に失敗した」と報道されています。
第一原子力発電の2~4号機はGE設計のまま国産化された「マーク1」で、第二原子力発電の1~4号機はGE・東芝・日立が共同設計した「マーク2」で改良の重点は緊急炉心冷却装置と理解しています。
緊急炉心冷却装置が稼働しなかった場合のために炉心の崩壊熱による蒸気を使用したタービンで冷却水ポンプを駆動できる原子炉隔離時冷却系が装備されていますが、第一原子力発電の1~4号機はバッテリー駆動のため電池切れで停止しました。
第一原子力発電の1~4号機が「核燃料の冷却」に失敗し、第二原子力発電の1~4号機が「核燃料の冷却」に成功しの理由をお教え下さい。
補足
イカ釣り漁船の総出力は一隻当たり180kWにも及びますので、 数隻あれば十分に電力量を賄えるように思えます。