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福島原発に関して教えて下さい。
福島原発に関して教えて下さい。 4号機の使用済核燃料棒を入れているプールは密閉されてなっておらず剥き出しになっているのでしょうか? また建屋が吹き飛んだ1号機と3号機には号機同様のプールはなかったのですか? あったら使用済み核燃料棒ごと吹っ飛んでしまいますよね。 今回の東電説明、なんかしっくりけないので教えて下さい。
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核燃料って、自分が出す放射線を吸収して熱を出すんですけど 1カ月ほどプールに入れておくと放射能が減少して発熱も大体 問題ないレベルに落ち着いてきます。 (外に取り出しても平気とか) 水温で82℃くらいって報道してたんですか。 燃料棒の外側に使われているジルコニウム合金の融点は 確か1200℃前後じゃなかったかと思うんで、その位の水温なら もう大丈夫じゃないでしょうかね。 燃料棒溶解なども起きないくらいまで冷えていると思いますよ。 流石に頭が出たまま&原子炉建屋に大穴のまま放置すると、放射 線の一部は穴を通ってストレートに外に出る可能性もあります。 と言っても、敷地境界では深刻な問題になるレベルではないでしょ うけど。 作業員がまだ耐えられるなら(倒れていないなら)、もう一度プール 一杯まで水張りすると思いますよ。 注水すれば何の心配もいらないでしょうね。
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- kenchin
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燃料プールは普通のプールと同じような物ですよ。 もちろん、蓋はありません。(建屋内部にあるので雨風からは 守られています。) 1~3号にもプールはありましたよ。 でも運転中だったので、燃料は圧力容器の中にありました。 4号は定期点検のために、容器内の燃料棒を一度抜いて プールの中に入れていた状態なんですね。 ようするに、燃料プール=定期点検の時に原子炉内部の 燃料を移動させておく場所なんです。
お礼
ありがとうございます。よくわかりました。 ただ普通のプールってことは、今の建屋に穴が開いている状態では仮に水位が下がった場合、燃料棒が直接外気に触れるってことですよね。 それって問題ないのですか? さっきテレビで学者が東電の発表に対し、水温が82度(通常は40度)くらいで水素爆発が起こるわけがないと言っていました。 水素爆発で穴が開いたかどうかは別として、水温が82度程度で燃料棒が露出した場合、他の号機で懸念されているような、燃料棒がダメージを受けて放射能が拡散するような心配は4号機ではないのでしょうか? プールに入っている燃料棒の危険性がわからないこともあり、そこのところが政府の発表も東電の説明もよく理解できません。
お礼
ありがとうございます。仕組みを理解できましたが、今NHKでこの件について説明していましたので、以下の解説が正しいのか教えてください。 ・使用済燃料棒が入っているプールの水温は通常40度くらい。 ・燃料棒は熱を持っているので、プールの水を循環して冷やしている。 ・仮に水を循環できていないと、水温が上昇してくる。(東電は状況を確認できていない。) ・東電が水温をはかったら84度だった。(82度ではありませんでした。) ・現在はプール周辺の放射能が高く、水温を把握していない。 ・仮にそのままの状態が続いていると、現在は沸騰している可能性がある。 ・そうなると水位が下がり、燃料棒が露出し破損や溶解が起こる可能性がある。 問題は点検がいつから始まり、どのくらい燃料棒が冷えているかだと思いますが、その報道はありません。