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計画停電と断水の真実
- 質問1. 北海道電力は、東北に電気を融通したと聞きましたが、他の地域の電力会社は電気を融通しないのでしょか。
- 質問2. 融通していないとすれば、その理由は何でしょうか。
- 質問3. 最近、全世界で大規模な停電がよく起こります。こういった問題はどこでも条件は同じだと思いますが、外国でも事情は同じでしょうか。
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質問者が選んだベストアンサー
水道の理由は私が聞いても眉唾だなぁ~(苦笑 でも、電力については明確ですよ。 質問1に対して。 他の電力からも融通してます。 質問1および2について 日本は周波数の違いで2つの地域に分かれます。 北海道電力・東北電力・東京電力は50hz それ以外の電力は60hz。 そして、60hzの電気は特殊な機械を通して50hzに変換してから でないと供給(融通)できないのですよ。 (その逆も同じ) そのまま融通すると大停電を起こすことになります。 (原理は難しいので、まぁバックりこう覚えてください。) ところが、この機械にも100kWって容量限界がありますので そう大量に送ることも出来ない。 機械って言っても大規模な変電所ですから、そうそう増設もできない。 (装置だけでなく専用の送電線も必要ですから、用地問題諸々で 不可能なわけですね。) もちろん、60Hzの発電所は50Hzでは発電出来ない(保安装置が 働いて発電所が止まります。) 福島第一第二も止まってますが、恐らく東京近辺の火力も 振動のためにボイラなどが破損して止まっているでしょうしね。 それなのに東京電力管内の需要家さんは無傷なので、需要だけは 全然落ちない。(節電効果は別ですよ) 西からの100万kWでは全然足りないって状況なんです。 質問3について。 「こういった問題」って何を指しているんでしょう? 停電問題って言うなら、理由も色々ありますからね。 基本的に、電力ってのは「需要=供給」でなければなりません。 これは発電所とか送電線とか諸々の保安上の問題とか、今は 大分解消されましたが、お客様側の機械の制限からだとか。 (ちょっと古い電化機器なら、60Hz地域用とか50Hz地域用なんて 区分がありました。今でも工場のモーターなんかはそういうタイプ が多いんじゃないかな?) ところが、突然発電所が故障して「需要>供給」になると、大きな変電所 を巻き込んで停電が起きます。 また送電線事故が発生しても、運が悪いと(その時の送電網構成に よっては)、下流側の変電所を巻き込んで停電が起きます。 こういう理由で起きたのがニューヨーク大停電ですね。 もちろんバックアップ電源が瞬時に立ちあがったり、送電網を瞬時に 切り替える事に成功したら停電にはならないんですが、機械はそんなに 早く立ち上がらないので。。。。
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- norikhaki
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質問1. 中部電力 http://www.chuden.co.jp/ 関西電力 http://www.kepco.co.jp/notice/0315-1j.html 北陸電力 http://www.rikuden.co.jp/ 四国電力 http://www.yonden.co.jp/ 九州電力 http://www.kyuden.co.jp/ 沖縄電力を除く各電力会社は既に電力融通を行っています 質問2.しないのではなく出来る範囲に上限があるということです。 ご存じだと思いますが富士川を挟んで西側と東側では周波数が異なります。 そのため周波数を変換しなければならないのですが その変換能力が100万キロワットが上限です。 質問3.供給能力に対し電力需要が上回ればどの国でも起こります。 その場合停電の範囲は広く影響が広範囲にわたります。
- xNekoNyanx
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電気につきましては他の回答者様に譲るとしまして… 水道管って、どこかが破裂したらその一帯が断水を被るってわかってます? もし全国の水道管をオープンに繋いでいたら、北海道の山奥で水道管が破裂しただけで関東一円もその被害を受けることになり、しかも原因箇所の特定までその状態が続きます。 バルブによりエリアが限定できていれば良いですが、範囲が広いとその特定にも時間を要するでしょう。 原因箇所特定の為に普段オープンになっているバルブを閉めれば、ところかまわず水流を止めることになるわけですから、場所によっては今度はそれが広域断水の原因になります。 今の技術でどうにか出来ると言うなら、老朽化した水道管が破裂するなんて事態は起こっていないでしょうね。 他の地域から融通するにしても、距離という物理的な問題もあって難しいのではないでしょうか。 北海道は提供済み。関東はむしろ足りない。となったら…ですよね。 宇宙太陽光発電が実現すれば、こういった問題は緩和されると思います。 無線で電気を飛ばすシステムですので、アンテナの向きさえ変えれば不足している地域にすぐさま供給できますから。 有線のメリット・デメリットが如実に出た…というところでしょう。
- liberty335
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1)現在、東海や関西から送電してるそうですが 送電出来る容量が決まってる以上は必要時に足りなくなるのです。 (バックアップ用の送電線ですから、必要な電力を全部送れないそうです) 2)必要な電力を他にまわすと、被害の無い製造工場での物資生産が止まります。 そうなると、必要な物資が無くなり災害地にも一般にも行かなくなりますよ。 これは基本的な事です。 何処かで必要だから、その分をまわせば何処かが止まる。 水道もそうです。 片側で好きな様に使えば、他が足りなくなる事ぐらい判ると思うのですが・・・?
- W-164
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普段あまり気にする必要が無いので知らない人も多いと思いますが、東日本(北海道電力、東北電力、東京電力)と、それ以外の中部以南では電気の周波数が違います。 その昔、関東と関西では別の国から発電機を輸入して発電事業を始めそれが広がってしまい、今ではどちらかに統一する事が出来なくなっています。 周波数が違うので、単純に電線を接続しただけでは電気を送り合うことが出来ないと言うことです。 周波数を変換する設備が有り、変換できる容量一杯は融通を受けていると聞いています。 思い込みで公共の場で「インチキ」呼ばわりはあまり感心しません。
- p-tenshi
- ベストアンサー率21% (339/1551)
日本の電気は東日本と西日本では周波数が違います。 北海道電力の電気を東北電力に送るのはかんたんです。 しかし、中部電力や関西電力の電気を、東京電力に送るのは 周波数の変換をしなければなりません。 いま東京電力は1000万kw不足しているのに、周波数変換する機器の能力は10分の1の100kwしかしありません。これは東京電力のおごりであって、こんなことを しているから今回の大惨事になったのです。
- 大明神(@bathbadya)
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> 夏場の最大限の需要をカバーするために、相当な余力を持っています。 余裕のある時期に、定期点検や改修工事を行うので、いきなり電気が必要といわれても動かせない。 燃料もない。 > 他の地域の電力会社は電気を融通しないのでしょか。 糸魚川を東西に電気の周波数が違います。なので中部電力の電気は関東にそのまま送れません。 すでに、変換機はいっぱいでこれ以上増やせないそうです。 また、変換機が増えても、送電線の能力以上の電気は送れません。
- ttnnkkyy
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1.既に供給していますし、今後更に増える予定ですが、それでも足りません。 2.発電所の発電量にも、送電線に流せる電気にも、限界があります。 しかも日本の場合は東西で周波数が違うので変換施設のキャパシティも足かせになります。 3.日本は比較的優秀な方です。こんなに安定して電気が得られる国はあんまりありません。
- globef
- ベストアンサー率17% (1306/7306)
質問1.融通してますよ 東京電力HPの【3月14日9時改訂版】に ハッキリと<他の電力会社からの応援融通受電などにより、電力の安定供給 確保に全力で取り組んでまいりました。>と記載されていますよ! http://www.tepco.co.jp/cc/press/11031404-j.html 質問2.周波数が違うので(50MHZ、60MHZ)で一定量しか融通できない Q 政府、東電が発表する理由以外に計画停電をする アナタなりの理由を教えて下さい。
- mugi_to_ho
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質問1・2 日本は西と東で使っている電気が違います。(理由はググッてください) 60khzと50khzでこれは簡単に混じりません。電車ですらその間を通るときは停電になります。 そのため、東北に電気を融通できるのは関東か北海道になります。 西側電力会社がけちんぼなのではなくて、融通できないのです。 質問3 国によって事情は全く違います。 電力会社が国営だったり民営だったり個人で風車作って電力を売ってたり、国全体に電気が通ってなかったり。
- usbus
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質問1.すでに東北電力からの供給は予定されています。 質問2.ただし、日本は西日本と東日本で周波数が違うという特殊な環境のため、 西日本の余剰電力は「変換器の上限である100万Kw」しか受け取れないのだそうです。 質問3.上記の理由から、海外ではもっと融通が利いて不足しにくいはずです。