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死亡保険金の加入について
いつも参考にさせて頂いております。 よろしくお願いします。 幼い子がいるため、主人に万一の場合に備えた生命保険に加入してもらいたいのですが 主人の同意は得られていません。 主人いわく、保険は不要とのことです。 私の実家もそのことを心配してくれており、保険料が問題・・・という理由で反対なら 実家が出してもかまわないとまで言ってくれています。 いけないこととは思いながらも、あえてお聞きしたいのですが 主人に告げずに生命保険に加入することは可能なのでしょうか? 申し訳ございませんが、お叱りのみの回答はご勘弁願います。 お手数おかけして申し訳ございませんが、回答よろしくお願いいたします。
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生命保険専門のFPです。 (Q)主人に告げずに生命保険に加入することは可能なのでしょうか? (A)できません。 理由は、No.1の方がコメントしているように、 被保険者本人の告知や署名が必要だからです。 さて…… 「主人いわく、保険は不要とのことです」 ならば、「なぜ、不要なのか」ということを考えてみませんか。 過去の経験から言えば、 本当に不要な人はごくごく一部であって、 多くの方は「保険は損をする」「保険が嫌い」という感情論的な話です。 理論的に説得しても、感情的には理解してもらえませんから、 一つ一つの「納得」を積み重ねなければなりません。 そのためには、どうして「不要と思っているのか」という 本当の理由を知る必要があります。 すべては、ここからはじまります。 納得していただくには、いくつかのキーワードがあります。 一つには、「保険は嫌い」という感情的な問題がありますが、 その多くは、「俺が死んだら、遺族が大金を受け取り、まるで、 死ぬのを待っているようだ」という感覚です。 このような感情論を理論的に説得しようとしても、無理です。 ならば、「大金は受け取れない」という感覚に持っていくしか ありません。 それに便利な保険が「収入保障型」保険です。 この保険は、一括しても受け取れるのですが、毎月、一定の 金額を受け取れるのが特長です。 たとえば、夫様の収入が月に30万円ならば、半分の15万円で 設定しておけば、見た目は、 「貴方が亡くなったら、半分しかもらえないから、ちゃんと生きて、 しっかりと稼いでね」 という感覚になります。 もう一つは、「保険は無駄、損をする」という話です。 死亡保険金を現役時代に受け取る確率は低いので、このよう感覚は 当然であり、自然なのです。 30年間で保険料100万円を支払って、一円ももらえない…… というのは、普通のことなのですから。 では、どのように考えるのか? 保険は保障であり、保険料はコストなのです。 コストがわかりやすいのは、自動車保険です。 事故で相手を死亡させる危険もあるので、対人賠償を掛けておく。 保険料はそのための「コスト」という感覚は、理解されやすいです。 生命保険は…… 事故や病気で「殺される」危険があり、しかも、賠償されない危険もある。 なので、そのような「理不尽」から家族を守るための生命保険であり、 保険料は、家族を守るための「コスト」である。 という感覚へ持っていくことです。 つまり、家族がいなければ掛ける必要ないコストであり、 家族がいれば一家の大黒柱として責任を果たす「コスト」なのです。 こうすれば、損得という問題を回避できます。 実は、このようなコストを人々は知らずに払っています。 それは、社会保険料であり、税金です。 たとえば、今回の大震災で自衛隊が救助に活躍していますが、 その費用を払っているのは、貴方自身が払っている「税金」なのです。 これは、立派な「コスト」です。 万一のとき、自分を守ってくれる、救助してくれる「コスト」なのです。 夫様の理由が何か、まずは、それを知ることです。 次に、それを「説得」しようとしないこと。 理由を知ったら、すぐに「反論」しないこと。 まずは、理由を認めて、それを受け入れることです。 反論するのは、翌日で十分です。 すぐに反論すれば、かならず、感情的な対立をします。 例えば、「遺族が大金を受け取るのは……」というのが本音ならば、 その日は、「そうよね、その感覚、わかる」と言っておきましょう。 翌日に、「実は、大金をもらえない保険があるの。これなら、いいかなって」 と収入保障保険を持ち出せば、感情的な対立を回避できます。 ご参考になれば、幸いです。
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- sousuke22
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結論から言いますと出来ません。 契約者は質問者である奥様やご実家のご両親でも構いませんが、被保険者になるご主人様に無断で契約することは出来ません。 申込書には契約者の他に被保険者の署名(保険会社によっては押印も)が必要になります。 また健康状態の申告も必要となり、保険金額や保険会社により多少は異なりますが健康診断が必要になることもあります。 比較的少額で通信販売などを利用して非対面の契約でしたら物理的に全く不可能ということはないかもしれませんが、そのようなことをしても万一の時に保険金は支払われないと思ってください。 ランダムに契約確認などが入る可能性もあります。 お気持ちはよくわかりますが、ご主人様に無断で契約するということだけは避けてください。 まずはご主人様と真摯にお子様の将来のことを話し合い、地道に生命保険の必要性を認識してもらうことから始めてください。 場合によってはご実家のご両親にも話し合いに加わってもらいましょう。 冷静に話し合うことが重要です。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 やはり、そうですか・・・ 説得するしかなさそうですね。 一度、宣言すると意地でも貫くタイプの人なので可能かどうかは分かりませんが・・・ とりあえず無理だということは分かりました。 ありがとうございました。
お礼
ご親切にありがとうございます。 非常に参考になりました。 なぜ主人が同意してくれないのか? ・・・について、改めて考えてみました。 主人は、「遺族が大金を受け取るのは……」と勘違いしているのではないか? という気がします。 だから「そうではないんだ」というところから納得してもらうのが早道なのかもしれませんね。 親身になって頂き、ありがとうございます。