東日本大震災での運休、これは正当な運休?
東日本大震災の影響で、列車が運休になり、その正当性についてご意見いただければと思います。
荒らしは止めていただきたいですが、厳しいご意見もお待ちしております。
私が乗る予定だった列車は、3月21日発ムーンライトえちご号新潟23:36→新宿5:10間です。
経緯をお話しますので、長くなることをご容赦ください。
指定席券の購入は震災前の日でした。もちろんこの時点で震災は無関係でした。
3月11日の震災以降、東北地方を中心として、広く運休や遅延の影響が出ました。
私の行程は、3月18日にムーンライトながら号で名古屋へ行き、そこから北海道へ飛行機で移動した後、
再度飛行機で新潟に移動、時間の関係上、ムーンライトえちご号のみが帰宅手段で、
名古屋、新潟、東京は仕事の都合上での移動となりました。
3月18日のムーンライトながら号は通常通り運転されました。この時点で、まだ18日発のえちご号は運休。
北海道に移動し、休暇期間中の20日15時ごろに何気なくえきねっとの指定席予約表示を見ると、20日~24日のえちご号に「-」(受付中止)の表示が。
この時点で、20日以降のえちご号の運休はJR東日本のHP上で発表されていません。
えきねっとでの表示でしたので、ひとまずえきねっと問い合わせセンターに照会を行ったところ、
えちご号は24日までの運休が決まった、との回答がありました。
その1時間後、20日分のみのえちご号運休がJR東日本のHPに発表されます。
どうなっているのか、JR東日本お問い合わせセンター新潟支社に連絡して確認したところ、
たった今運休が決まった、という返答が。代替手段は?と聞くと、「指定券の払戻しのみ」の1点張り。
オペレーターではらちが開かないので、責任者に電話を交代、経緯を聞くと、
「計画停電、節電のため。指定券の払戻しのみの対応しかしない。」という回答に終始。
これでもらちが開かないと判断し、運休についての説明を求め、会社側に説明する書面を用意することを要求、
承諾させます。この時点で、新潟での1泊を余儀なくされ、翌日の業務にも影響を及ぼし、数万円の損害が発生。
致し方なくひとまずは立て替え、会社に事情を報告、回答書の到着を判断してから対応することとなりました。
結局21日もえちご号の運休がJR東日本のHPで発表されたのは15時。以降24日まで、同じ状態が続きました。
回答書の内容はやはり「計画停電、節電のため。指定券の払戻しのみの対応しかしない。」という回答。
実質的に答えた人が変わっただけの対応で、会社に提出するといっているにもかかわらず、印鑑もなし。
会社に報告したところ、これではだめだ、と言われ、再度詳細な資料と経緯を要求した書面を送ったのが4月15日。
書面は4月18日に到着していることを確認していますが、返信なしで現在に至る、という状況です。
会社がだめだ、といった理由は、不審に思った私があらかじめ調べておいたことを合わせて報告したためです。
調べた内容は、以下の通りです。
・3月21日~22日のえちご号運行時間中、多くとって22時から7時の間、東北電力、東京電力の管内で『計画停電は実施されなかった』。
・3月21日~22日にかけて、東北電力、東京電力とも、19日の段階で『計画停電は実施しない、と発表した』。
・3月21日~22日にかけて、『ムーンライトえちご号の運行区間は本数を減らしながらも、列車を運行できる状態にあった』。
・3月21日~22日にかけて、『上越新幹線は通常通り運行されていた。つまり、乗務員の確保に問題はなかった(少なくとも乗務員は始発、終着駅までは出勤できた)』。
・新幹線を動かすことができている状態ならば、『供給電力は問題がないことが推定される』。
・在来線が運転再開の見込みが立たない状態にあり、新幹線のみ運転できる状態ならば、新幹線への振替を実施する、との回答があったが、
『今回の件をそれに該当しない、という根拠が全くない』。
・ムーンライトえちご号は上下線とも3月18日からの運行であり、代替車両での輸送も考えるならば、『列車の確保に問題はなかった』。
以上の点を踏まえた上で、皆様に今回の運休が正当なものであるか、ご意見をお伺いしたいと思います。
結局数万円の損害は出ているので、損害賠償請求、補償等も考えると、会社を通して審判をあおぐことも視野に入れると会社は言っています。
今回の件で運休による補償の請求ができるかどうか、忌憚のないご意見をお願いいたします。
長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。